今日の迷言・余言・禁言

「いけにえ」を必要とする神事

長野・諏訪大社の「御柱祭(正式には式年造営御柱大祭)」で、今回も犠牲者が出た。御柱祭のハイライトである「建御柱」が行われ、柱が垂直に立った直後、その柱の綱を外していた氏子の一人が足を滑らし落下したのだ。一応、建て終わって気が抜けたのかもしれない。彼はまもなく亡くなった。こうして、今回も犠牲者が出た。この祭りは「寅」と「申」の年にのみ行われる。6年ごとの神事だ。その起源は古く、諸説がある。社殿の四隅にあるモミの大木を建て替える祭りだが、祭りの在り方から言って、御柱そのものを「神」に見立てていると思われる。「寅」と「申」の方位は、俗にいう“鬼門”と“裏鬼門”だが、その方位に建てるので「鬼門の神」とも見ることが出来る。元々「申」という甲骨文字は“稲光の象形”から来ていて「神」という文字にも、その象形が含まれている。2010年の前回は4人が落下し、その内の2人が死亡した。実は毎回のように犠牲者が出ている神事なのだ。もっとも犠牲者が多かった年は7名が亡くなっている。古代日本では、死者を「柱」に見立てて、その御柱の“日影の角度”で明示された地点に剣を刺し、それを「座」として祭ったともされている。したがって、四柱を建てるのは“四人の御祭神”がいるからとも解される。4人が落下した前回の翌年、東日本大震災が起こった。御柱祭はまだ終わっていない。今回は犠牲者が一人で済むことを祈るばかりである。


最近の記事はこちら

世界に誇れる「ウイルス撃退」の発見⁉

奈良県立医科大学の矢野寿一教授を中心と研究チームが「新型コロナウイルス」に対して、そのウイルスの99%が1分間で無害化してしまう“魔法の飲み物”を発見した。まだ試験管による実験段階での研究成果で、人間…続きを読む

「セクシー」が、なぜいけないのか

人間の「平等」を主張しようとする場合、先天的な“違い”というものをどう捉えるかは重要な観点となる。産まれ持っての“違い”は、誰にもどうすることも出来ない。その違いを無視して、強引に「平等」を主張するの…続きを読む

「東京ドーム」を「三井不動産」が救済⁉

最近は大手企業と言えども「買収される」時代になった。昔は、買収と言えば、経営危機の状態となって初めて“出てくる話”だったのだが、最近はそうではない。例えば「東京ドーム」という一部上場の企業がある。この…続きを読む

「すべての人が主役…」って、何なんだよ⁉

私は極力“同業者の悪口”は言いたくないのだが、それでもたまにカチンとくる人物がいる。例えば、星ひとみ氏がそうだ。彼女は近年「カリスマ占い師」として脚光を浴びている。ただ、彼女が実際には何で占っているの…続きを読む

「NYダウ」「仮想通貨」「日経平均」史上最高値⁉

私が《「日本株」が暴騰し始める「初夢」⁉》として、これまで停滞気味だった日本株の動きが大きく変わり始めていることを指摘し、もしかしたら急騰し始めるかもしれないことを予告したのは11月10日のことだった…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.