タロットの秘密

タロットの秘密記事一覧

大アルカナ「21」=世界(宇宙)

古代エジプト系の四枚のカードですが、それぞれに図柄は違っているようです。四枚の内ではカラシマ・カードのみ「ヌウト」と、この女神の名称を表記しています。ただ図柄で云うなら、ネフェルタリー・タロットの方が…続きを読む

大アルカナ「20」=審判

四枚のエジプト系カードの内、ネフェルタリー・タロットとカラシマ・タロットでは、文字通りミイラが描かれていて、その上部に「バー」と呼ぶ「霊魂」が旋回しているようです。また、アンセント・カードも含めて、こ…続きを読む

大アルカナ「19」=太陽

古代エジプト文明の歴史において、太陽神の存在は、その原初から切り離すことのできない重要な位置を占めていました。元々が砂漠に隣接するエジプトの生活は、太陽を抜きにして語ることのできない地域だからです。エ…続きを読む

大アルカナ「18」=月

古代エジプト文明と云うと、どうしても太陽神主体で、月神は隅っこに追いやられてしまいがちな印象を受けます。けれども、月神が存在しなかったわけではないのです。ここに示した四枚のカードの内、カラシマ・タロッ…続きを読む

大アルカナ「17」=星

四枚のカードの内、三枚までが裸の女性が片立ち膝姿で川辺にいる姿で表現されています。もう一枚も洋服は身に着けているようですが、川辺であることは同一です。また、四枚のうち三枚までが二つの壺を操り、すべての…続きを読む

大アルカナ「16」=塔

エジプト系四枚のカードの内、カラシマ・タロットが「ピラミッド」を表わし、アンセント・カードはピラミッドとオベリスクの双方を描き、ネフェルタリー・カードはオベリスクのみを表わし、トート・カードはそのどち…続きを読む

大アルカナ「15」=悪魔

エジプト系カードの四枚でも、それぞれにカードの図柄が異なっているのが「悪魔」のカードです。この四枚のカードの中ではアンセント・カードに描かれている「悪魔」が最も古代エジプトの神として知られる「セト神」…続きを読む

大アルカナ「14」=節制

この「節制」のカードに対して、オーソドックスなタロット教科書がどのようなことを書いているか興味があったので調べてみました。ゴールデン・ドーンの解説書では「天使が二つのカップを手にして、神の酒を入れ替え…続きを読む

大アルカナ「13」=死神

オーソドックスなタロットカードでは、骸骨となった裸体が草刈りガマを振るう姿で描かれることの多い「死神」のカードですが、エジプト系のタロットでは4枚のうち3枚までが、古代エジプトでミイラ作りを担当した「…続きを読む

大アルカナ「12」=吊るし人

四枚のカードのうちの三枚までが、文字通り「吊るされた男」を描いています。そして、その図柄も基本的にはほぼ同一で、片足首に綱が巻かれて吊り下げられている姿です。ところが、ただ一枚ネフェルタリー・タロット…続きを読む

大アルカナ「11」(又は「8」)=力(欲望)

このカードは、アンセントやカラシマのカードでは「8」となっていて、ネフェルタリーやトートのカードでは「11」のナンバーが与えられています。けれども、図柄は大体共通していて、女神、もしくは王妃と思しき女…続きを読む

大アルカナ「10」=運命の輪

大アルカナカードの「10」に指定されているのが、一般に「運命の輪」の名称で知られているカードです。エジプト系カードにおいては、珍しく四枚とも図柄デザインが異なっており、共通するのは輪が描かれていること…続きを読む

大アルカナ「9」=隠者(世捨て人)

大アルカナカードで「9」に指定されているのが、一般に「隠者」の名称で知られているカードです。エジプト系カードにおいては、「カラシマ・タロット」ではトト神が当てはめられ、「アンセント・タロット」でも隠者…続きを読む

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