11月, 2015年

顔面のホクロの種々相

2015-11-04

ホクロには、厳密に言えばホクロと呼べないものも含めて、いくつかの種類があります。まず、黒く皮膚上に盛り上がっているもの―これがもっともホクロらしいホクロで、俗に「生きボクロ」と呼ばれます。次に、黒いが皮膚下に沈んでいくような平面的なホクロを「死にボクロ」と云います。そのほか、老齢になって出てくる(特に顔の側面に出てくる)黒褐色のシミ、これを「寿斑」と云って長命の印しと見ます。また、黒豆や赤豆のような極端に大きく盛り上がったホクロは「豆ボクロ」と云って、これも「生きボクロ」の一種とします。さらに、時として青黒く出現する「青ボクロ」や灰色掛かって目に付く「暗蒙ボクロ」、朱色掛かって美しく感じる「赤ボクロ」などもあります。また、ホクロから何本か長く毛が伸びているのを「毛ボクロ」、ほとんど色を持たずに小さく起肉する「豆ボクロ」の一種もあります。このように「ホクロ」と云うのは、意外なほど種類が多いものなのです。意味合い的に整理してみると、下記のようになります。

≪吉意の強いホクロ≫

  ★生きボクロ……皮膚上に盛り上がった黒い色艶の良いホクロ。 

  ★豆ボクロ………豆のように大きく丸く盛り上がったホクロで、黒や赤や無色がある。

  ★赤ボクロ………赤く(朱色)艶があり、色鮮やかなホクロ。

  ★毛ボクロ………2,3本の長い毛を生じているホクロ。

≪吉意の強いホクロ≫

  ★生きボクロ……皮膚上に盛り上がった黒い色艶の良いホクロ。 

  ★豆ボクロ………豆のように大きく丸く盛り上がったホクロで、黒や赤や無色がある。

  ★赤ボクロ………赤く(朱色)艶があり、色鮮やかなホクロ。

  ★毛ボクロ………2,3本の長い毛を生じているホクロ。

≪吉凶に直接つながらないホクロ≫

  ★寿斑………多くの場合、老齢になって出てくる黒褐色や茶色のシミ状の斑点。

  ★黒斑………肝臓や腎臓に何らかの異常あるときに出てくる無数の散らばった小さな黒点。

  ★雀斑………青春期の女性特有の茶褐色で頬を中心に出てくるシミ状の斑点。

天停各部位におけるホクロ

天停各部位におけるホクロ

部位吉ボクロ凶ボクロ
1にあれば…神仏や先祖からの恩恵に恵まれ、若くして社会的に成功し、地位や名誉や財産に恵まれた人生を歩みます。幼い頃から神仏や先祖に対して信仰心が篤く、霊感にも秀でています。先天的に親との縁薄く、天災に見舞われやすく、苦労した幼少期を過ごしています。
2にあれば…目上からの引き立てや助力を受けやすい人の相です。また官庁や役所に関したことでの幸運を意味してもいます。訴訟事件で大金を得たりします。家の大黒柱として活躍します。予期せぬ訴訟事件に巻き込まれ不幸を招きます。女性は結婚の幸福を得られません。
3にあれば…独立独歩の人生を歩む人の相です。多くの場合、自ら事業を起こして成功します。性格的には意志が強くリーダー的資質に富んでいます。大きな願望を達成していく人の相です。運命の盛衰が激しい人の相です。目上関連で悩みます。訴訟事に巻き込まれます。
4にあれば…心の中の願望や希望が最終的に達成されます。常に新たな目標、目的に向かって生きていく人の相です。僧侶や神官や霊能師など、神仏に関わる仕事分野では特に吉相となります。自我が強く周囲から孤立しやすく、願望は達成しません。女性は出産で苦労します。
5にあれば…先祖に関すること、祭りごとに関することで幸運を得られる相です。家系や血統の良さで成功するケースもあります。お墓や仏壇や神棚に関連して金運を発揮することもあります。先祖宗教に関し天罰を受けやすい相です。信仰心をもって接しなければいけません。
6にあれば…予言や前世や心霊に関連することから幸運を得ていく人の相です。預言者、宗教教祖、祈祷師、霊媒師等にしばしば見受けられます。スピリチュアル能力を備えている人の相です。予期せぬ不慮の災難に注意の相です。特に高所からの転落や事故が不運を招きます。
7にあれば…海外に関して幸運を得られる人の相です。時としては、宇宙や天文に関連して発見とか成功をしていくケースもあります。冒険家や登山家、或いは海外派兵軍人として成功します。海外で災難や事故に巻き込まれやすい相です。特に、戦場に赴くのは大変危険です。
8にあれば…遠方や田舎との取引や交渉事に有利な人の相です。未開発地域に土地や田畑を所有していて、それが大きな財産に変わっていくケースもあります。田舎の親戚を大切にすべきです。遠方の親戚と喧嘩しやすい人の相です。田舎に出向くとトラブルに巻き込まれます。
9にあれば…周囲から絶大な信頼を得て仕事を任される相です。依頼事や相談事に乗ってあげている内に有名となってしまう人もいます。仲介役として才能・手腕を発揮するケースもあります。信仰・思想に関して問題を抱え込みやすい相です。頼みや依頼事は叶えられません。
10にあれば…恩師や上司からの引き立てや助力を得て社会的に成功していく人の相です。交渉事や訴訟事に強い相でもあります。トップの補佐役としての方が才能や手腕を発揮出来る相です。思わぬ所から横やり入って物事が中途挫折しやすい相です。上司運に恵まれません。
11にあれば…親の七光を得て社会的に成功出来ます。親の大きな偉業や遺産を相続するケースもあります。時として親の七光ではなく、叔父・叔母の七光で出世や成功していくこともあります。片親に縁が薄いとか、親から迷惑を被るとか、親子間のトラブルが絶えない相です。
12にあれば…土地・不動産によって幸運を得ていく人の相です。何かしらの相続財産を得ている人に多いものです。時としては埋蔵金を発見するとか、温泉や油田を掘り当てる場合もあります。不動産関連のトラブルに巻き込まれる相です。相続財産でもめるケースもあります。
13にあれば…旅行・移動の多い人の相ですが、動くことによって幸運を掴んでいく相です。転勤や転居をきっかけとしてチャンスを得ていくケースが多いものです。多数、車を所有する相です。移動中、或いは旅行中の災難や事故に注意の相です。ホテルでの盗難も要注意です。
14にあれば…自宅や職場から、やや離れた場所や地域において才能・手腕を発揮する相です。建造物の設計・建築・改造などで幸運を得られます。常に移動しながらの仕事で人気を得られます。家を新築した事で不幸を招くとか、郊外において事故・事件に巻き込まれる相です。
15にあれば…幅広い交友関係を持ち、多くの友情に支えられている人の相です。交渉事や取引関係、折衝などに手腕・才能を発揮する相です。親友や同僚の力を得て成功や勝利をものにします。友人や同僚から迷惑を掛けられる人の相です。怨念や警察問題にも要注意の相です。
16にあれば…手紙や電話やメールなどによって幸運を得ていく人の相です。兄弟・親友によって金運やチャンスを掴む場合もあります。通信・情報系の仕事で能力を発揮する場合もあります。電話やメール等からトラブルを招きやすい人の相です。親戚に迷惑を掛けられます。
17にあれば…特別な手腕や技能によって財運を掴む人の相です。芸術的分野は特に幸運です。金銭の運用に関して特別な能力を持っているケースもあります。手指の離れ業で成功する相です。お金の出入り激しく、無駄遣いが多い人の相です。印鑑でのトラブルも要注意です。
18にあれば…血縁者からの金銭・物質面での強力な支援のある人の相です。陰に隠れた愛人が出来やすい人の相でもあります。ファンや支持者の異性から、種々なプレゼンが届きやすい相です。身内・縁者から金銭面で迷惑を被りやすい人の相です。片想いとなりやすい相です。
19にあれば…兄弟や親せきに関することで幸運を得られやすい人の相です。女性は芸術分野や習い事などから成功していく相です。頭脳優秀な人物が多いものです。兄弟が力となってくれます。身内・親戚から金銭的迷惑を掛けられます。腕に関して支障が生じやすい相です。
20にあれば…芸術・芸能の分野、或いは職人的技能の分野で成功・出世していく人の相です。兄弟仲が大変に良いものです。親戚・身内からことのほか愛されます。時代の変化には敏感です。腕に怪我しやすい人の相です。親友から迷惑を被ります。兄弟が邪魔になる相です。

顎と頬の種々相

2015-11-04

人相学上の「あご」には、口唇の真下にある「頤(あご)」と、側面から見なければ分からない「顎(あぎと)」とがあります。

横に張る顎真正面から顎を観た時、もっとも目立つのが左右に張り出している顎です。一般的には戸外労働をする男性に比較的多く見受けられますが、戸外に出ることの少ない女性にも見ることがあります。俗に「欲の皮が突っ張っている」とか「意地を張る」と云う表現がありますが、正に、この顎相の形を捉えての表現かと思われます。実際、このような顎を持っている場合、性格的に意地っ張りな面は見受けられますし、物質欲の強い傾向も窺われます。ただ、男女とも粘り強くて、目的意識が強く、努力家が多いものです。他の相との関係いかんでは粗暴さが目立つこともあります。
縦に張る顎真正面から顎を観た時には目立たなくても、側面から見た時に下方へと顎骨の張り出しが目立つ相です。このような顎を持っていると、顔全体がやや細長く見えるものです。日本人には比較的少なく、欧米の女優などにしばしば見受けられます。愛すると云うことに対して、一途直向きな人の相で、愛する異性を理想化しやすく、自分自身の中で勝手に偶像化しやすい傾向も見受けられます。また、官能的な体質を持っていて、性的な悦びを得るための努力を常に惜しまないのも、その著しい特徴と云えます。異性相手の仕事に向き、芸術・芸能の分野では才能を発揮できます。
未発達の顎顔を斜め側面から見た時、通常は確認される顎骨が、ほとんどないに等しいほど発達していないと、のっぺりした印象の横顔に見えます。顎骨は忘恩骨(ぼうおんこつ)とも呼ばれて、あまりに未発達だと恩義に乏しい傾向が目立ちます。自立心や独立心に欠け、意志薄弱で努力を嫌い、その時々の気分や感情に左右された人生を歩むものです。常に誰かに頼らないと生きていけません。恋愛は気分や感情を最優先とするため長続きせず、相手が変わりやすいものです。仕事も我慢と云うことを知らないので一つの職場にとどまることが出来ずに、転々とする人生を歩みがちです。
形良い顎顔を斜め側面から見た時、耳の付け根から下頤にかけてのラインが美しく見えるのは「顎が形良い」からです。顎は時に害骨(がいこつ)とも呼ばれ、未発達もいけないのですが、目立ち過ぎても良い相とは言えません。適度な発達と、それを目立たせない肉付きとが必要なのです。女性でこの骨が目立つと、意地っ張りなだけでなく、私生活上の苦労や災いが多く、人を素直に信じ切れないものです。形良い顎は私生活に恵まれる相で、愛情生活に落ち着きがあり、経済的にも波乱が少ないようです。適度な意志や独立心を持ち、周囲から信頼されて人生を歩めるものです。

頬の位置や範囲は人によって異なり、的確に捉え難いところが見受けられます。広義の頬は、額や頤の上下を省いた耳・鼻・目を除く「顔の中間部位」ですが、一般的には目の下、鼻の脇に来る頬骨を指すのが普通で、ここでもそのような意味合いで解説します。

側面に張る頬頬骨が側面に強く張り出すと、顔の印象として「強さ」が強調されるものです。女性のプロスポーツ界で活躍している方の多くは、この側面に張る頬骨を持っているものです。一見、可愛らしい顔立ちでも、頬が側面に強く張り出していると、忍耐強く、根性があり、決して弱音を吐かず、何事も主導的に物事を推し進めていくものです。頬は「世間に対しての本人の力量」が示されるところと云われ、それが側面に向かっているのは、世間に対する抵抗力の強い相となります。したがって、自分が家族を守っていかなければ…と云う意識の強い女性の頬は側面に発達するのです。
前方に張る頬古典的な相書では頬は「顴骨(かんこつ)」と呼ばれ、前方に張り出している頬は「世間に対する攻撃力の強い相」として、押し出しが強く、権力志向が強い傾向が見受けられます。この場合、顴骨そのものが目立つのは強引に相手を従わせようとし、肉付きが良くて骨が目立たなければソフトに相手を従わせようとします。骨そのものが目立つのは格闘家、ブローカー、暴力団組長などに多く、肉付き良くて目立たないのは政治家、大企業のトップ、宗教の開祖などに多いものです。女性でも種々な組織を傘下に持つ企業のトップなどは、大きく張り出し権力を得ているものです。
そげた頬肉ややそげた感じに見える頬の持ち主と云うのは少なくありません。元々が色白で細面の顔立ちの場合、普段から頬がそげた感じになりやすいものです。こういう人は物事に対して受け身で、自分から主導的に働きかけると云うことが少ないものです。ただし、頬肉は乏しいけれど、頬骨は張っている場合は逆で、利己主義的行動が目立ちます。誰にも従いません。全体的に弱々しい印象を与えるそげた頬は、世間に自分から馴染んでいこうとはしないし、対人面では妙に憶病なものです。また、性格的に明るさと積極性に欠け、なるべく目立たず生きていこうとするものです。
豊かな頬肉頬骨はほとんど目立たないのに、頬の肉付きが良く、大きく豊かな頬として印象に残る人がいます。この頬の肉付きと云うのは、太っているとか、痩せているとかは、関係がないものです。実質的には、頬肉は上下に分かれるもので、その上部は顴骨を包み込むように肉がついた形であり、その下部は顴骨がやや下方にずれ、小鼻の左右まで肉がついた形です。後者は人気運の豊かな相で、特に大衆一般の人気を必要とする仕事の場合、顴骨下部に肉付きが豊かであれば、人気や支持を集めて成功することは間違いありません。この部分の頬肉が急にそげれば人気は急落します。

歯の種々相

2015-11-04
上歯全体が外側に向かって反っている歯を真横から見た時、外側に向かって突き出ているのは自己主張の強い人の相です。性格的には明るく、前向きで、開放的なところを持っています。多少、自分の意見や考え方を相手に押し付けるところはありますが、生活意欲が強く、愛情も豊かなものです。恋愛には積極的ですが、隠し事が出来ないところがあって、浮気などが原因で恋愛が長続きしにくい欠点が見受けられます。この反っ歯が、上顎自体が飛び出すことによって出ている場合は、愛欲の強い人の相となり、面倒見は良いが愛情トラブルを引き起こしやすく、金銭トラブルにも巻き込まれやすいようです。
上歯全体が内側に向かって反っている歯を真横から見た時、内側に向かって極端に反っているのは、どちらかと云うと頤の長い人に多く見受けられます。歯が内側に反るため、どうしても口全体が引っ込んだような印象となって、見た目にも大人しい容貌となるものです。実際、性格的には、自分と云うものを主張できなくて、心ならずも相手の意見に同調したり、従ったりしてしまうケースが多いのが特徴です。運命的には身内・親戚に関することで悩むとか、迷惑を被るとかいうことになりやすいものです。金銭面では几帳面で細かく、経理的な仕事、事務的な仕事には特に適性があって信用できるものです。
門歯の間に隙間がある門歯の片方に欠けている部分があるとか、門歯が曲がっていて、二本の歯の間に隙間が出来るのは、親・兄弟・子供などの肉親縁が薄い人の相です。特に若い内から二本の門歯に隙間があれば、親に幼くして生死別しているとか、親子間の交流が完全に断たれているとかするもので、肉親縁の乏しさを象徴する相と云えます。また、金銭面では収入が多くても、家族・親せきに関して出ていくお金も多く、散財しやすい人の相です。なお、これまできれいに生えていた二本の門歯が、事故などで急に欠けると、親子関係にも亀裂が入って、反目しやすい関係となってしまいます。
歯茎が大きく露出する相笑ったときなど歯茎が大きく露出するのは、どちらかと云うと男性よりも女性に時折見かける相です。歯茎の露出が小さい場合は問題ありませんが、目立つほど大きいのは、身内関連で悩みを抱えやすい人の相ですが、好きな人に対しては献身的な愛情を表わす相でもあります。女性の場合、内に秘めた愛欲は強く、理性よりも愛欲に引き摺られる形で恋愛・交際が進んでいくのが常です。男女とも良い配偶者運には恵まれず、初婚には敗れる傾向を持っています。結婚すると、相手の身内・親戚に関して問題を抱え込みやすいようです。女性は貢ぎ易いので注意が必要です。
形良い歯並びの相笑ったときなどに歯並びがことさら美しく感じられる人がいます。大抵は門歯(手前の前歯2本)がやや大きめで、その左右に順序良く白い歯が並んでいるものです。これは健康で、家庭・家族に恵まれ幼少時代を過ごしていたことの表れです。成人後も健全で前向きな思考を持ち、規律正しい生活をしている家族に囲まれて、周囲から信頼され、幸福な愛情生活を送っていく人の相となります。ただし、これが若くして総入れ歯である場合、家庭的な幸福は得られません。50代以降であれば、或る程度、家庭運は維持されます。歯が必要以上に白すぎるのは、病弱の相です。
門歯が特別に大きいもっとも大きい2本の門歯が、特に大きくて目立つのは、生命力の強さと家庭運の強さを物語っていて、両親や祖父母から特別愛されて育ったことを暗示しています。大抵の場合、この門歯2本はやや前方に反りでているのが普通で、ビーバーのような印象を初対面の人に与えるものです。家庭的に恵まれたせいで、本人の中に、多少甘えん坊なところと、親元からの自立心が育ちにくい点はあるよう見受けられます。総じて結婚運は良く、包容力のある相手を得られるようです。中年以降、この大きな門歯に隙間があくと、身内・親戚に関する問題が次々と起こって来ます。
八重歯が目立つ相男女に関わらず、笑った時に八重歯が覗く子供はかわいいものです。子供時代にあった八重歯を、歯並びが良くないと抜いてしまう人もいますが、残しておいた方が人気運という点から云えば好ましいものです。八重歯が目立つ人の多くは片親で育っています。幼くして親と離ればなれとなる運命を背負っているケースが多いのです。けれども、周囲から可愛がられて育つ場合が多く、人気商売や接客業では、愛嬌があり、サービス精神も旺盛で、プラスに作用するのが普通です。ただ異性には甘くて押しに弱く、騙されるとか、裏切られるとかしやすい傾向も見受けられます。
乱杭歯の相歯茎の状態や、成長期の歯の成り立ちから、極端に不揃いで位置も角度も形も乱れている歯並びが「乱杭歯」です。極端な乱杭歯は、笑ったときなどに目立つし、あまり良い印象を相手に与えないものです。ほとんどの場合、年若くして親元を離れ、或いは故郷を離れて生きていく人に多く見かける相です。総じて幼少時代から我が侭な側面があり、変化の多い家庭・家族の中で過ごして来ているようです。寂しがり屋で甘えん坊ですが、親・兄弟との縁は薄いものです。愛情面では複雑な関係に巻き込まれやすいようです。結婚が、初婚で収まっている例は少ないものです。

耳の種々相

2015-11-04
耳朶が大きい相耳朶は→の部分ですが、人相学的には「垂珠(すいしゅ)」と呼ばれます。大黒様の絵や彫像を見ると分かるように極端なほど大きな耳朶が特徴の一つとなっています。つまり大昔から財運を運んでくれる顔として、耳朶の大きいことが条件の一つとして、仏教徒の間に浸透していたものと考えられます。俗に云う「福耳」と呼ばれるものがこれです。西洋系の人相書では、耳朶と財運とは全く関係がないと主張していますが、日本人における実占経験からすれば、耳朶の豊かな人の方が晩年の財運には恵まれているようです。人柄としても優しく包容力に富んでいるようです。
耳朶が乏しい相耳朶の大小は多少体形とも関係があって、全身が痩せていて無駄な肉のない体形をしている場合、耳朶も薄く、小さいケースが多いものです。この図のように、ほとんどないに等しい耳朶は好き嫌いが激しく、潔癖感の強い人の相です。女性の場合、正式な入籍・結婚に縁のない人が多いようです。この部分は「陰徳」とも関係があると云われ、ボランティアなどの奉仕活動を行っていると自然に大きくなるような傾向も見受けられます。耳朶が乏しい場合、若い頃は経済的に恵まれていても、後半生になって苦労しているケースが多く、お金が手元に残らない人が多いようです。
耳穴の下部が広い相耳穴下部のことを人相学的には「風門」と呼びます。間違いやすいので繰り返しますが、あくまでも穴の下部に限ります。古典的な人相の本には、ここの穴の大小は「女性器の穴の大小と関係がある」などと書かれていますが、これは無関係のようです。むしろ、女性の性愛と関係が深いのは、穴の外側に沿って突き出ている内郭下部の部分で、この部分が発達している女性は性欲旺盛です。穴自体の方の風門は、男女とも大きいほど相手の話を聴き入れる人間としての器が大きいようです。ただ女性の場合、身体目的で接近する男性を拒絶できない脆さを持っているようです。
耳穴の下部が狭い相耳穴下部の風門入口が極端に狭く細くなっているのは、あまり相手の話を聴き入れることのできない狭量さを感じさせます。他人の相談事に乗るなどは嫌いですし、種々の生き方や考え方に耳を傾けようと云う気持ちも滅多に生じません。男性の場合、社会的常識にやや疎いケースも見られます。自分に直接的な関わりがないことに対しては極力耳をふさいで生きていきたい気持ちが強い人の相です。女性の場合、精神的な愛情を伴わない性行為に対しては身体が拒絶反応を示しやすいものです。貞操観念は強い相です。男女とも接客業には向かず、専門職には向いています。
耳の内郭が突き出ている相耳の内郭が突き出ているのは男性よりも女性に多い相です。耳を顔の正面から見た場合、内郭が突き出ている場合は、その突き出ている部分が耳の外輪線から外側に食み出て強調されているのが特徴です。このような耳で、その形が特殊・奇形であれば幼少時代を不遇に過ごしていた証で、自分の先祖・血縁に対してトラウマ的拒絶感が見受けられます。内郭が突き出ていても、全体的に耳の形が整っていれば、自分の生き方、考え方に強い執着を持っていて、家業とか親の仕事に対しては拒絶的です。男女とも親への反発心が強く、早くから自立・独立の道を歩もうとします。
耳の外輪が太い相耳の外側のラインである外輪は、一見して整って見えることと、やや崩れたような印象を与えることとがあります。この外輪が丸く整っていれば、幼少時代に恵まれて育ったことを表すものです。特に、外輪が通常よりも太く、ふっくらとした印象を与える耳の外輪は、幼少時に心身とも健康で、素直に育っていることの証となるものです。また、先祖・血縁から与えられる恵まれた素質があって、成人後も幸福を掴みやすい人の相となります。事業・商売で親の後を継ぐのに、これほど相応しい相はありません。また、晩年も家族たちに囲まれ、豊かに過ごせるものです。
耳の外輪が細い相耳の外輪が細いだけでなく、耳全体が薄っぺらで厚みの乏しい相があります。体形的には痩せ型の人に多いものですが、女性より男性に多いという特徴があります。この場合、耳朶があるかないかは重要で、耳朶がある場合は若い頃からの努力・奮闘の結果として名誉運や経済力も得られる人の相となります。耳朶が乏しいと身内や外部からの助けが得られにくく、自らが道を切り開いていかないと、社会的な成功は難しいものです。一時的に収入が多くても、それを晩年まで残すことはできません。女性の場合は過敏な体質を持っていて、勝気な性質を持っているようです。
耳の外輪の一部が変形している相耳全体、或いは耳の一部が変形・奇形となっている人は少なくありません。多くの占術書には記されていないことですが、本人と先祖、或いは本人と心霊世界との関わりが反映されることもあります。特に耳の外輪上部の弧の形状が変形した場合、先祖や心霊世界と本人との間に、何らかの問題が潜んでいるケースが多いものです。そして、それが解決されなければ本人の日常に奇々怪々な現象が巻き起こって来るものです。この部分を試合中に噛み切られた格闘家は、その後悲惨な人生を歩みました。ある宗教に入信して以降、耳が変形した男性は孤立無援となっています。
耳全体が縦に長い相耳全体が縦に長く、顔面全体の比率を破って極端に長く見えるのは、若い人には少なく高齢の男女に多く見受けられます。比較的形が整っていて長い耳は長寿相の一つで、高齢に至っても頭脳が衰えず、人徳があって周囲の若い人たちから慕われているケースが多いものです。何事に対しても慎重で、思慮深く、齢をとっても学びの精神を失わないことも特徴です。若くして極端に長い耳を持っている場合は、多少神経質ですが、血統の良い家系に生まれている場合が多く、親に逆らわない人生を歩んでいきます。性格的には気品があって信仰心の強い傾向も見受けられます。

人中の種々相

2015-11-04

「人中」と云うのは、顔を真正面から見た時、鼻と口とを繋いでいる細い溝のことです。西洋式の人相術においては、ほとんど重要視されていませんが、中国や日本の東洋式人相術においては子供運や後継者運、さらには本人の生命力や出産の有無など、この部分を眉間に次ぐ急所として観相判断上の要としてきました。一見、見逃しやすい部位だけに見逃さず判断すべきです。

横シワの出る人中通常の人中に対して、それを阻むかのように横シワが出現するのは、男性に見ることはめったになく、女性には時折見かける相の一つです。この横ジワは、1本のこともあれば2本出ることもあります。笑った時だけハッキリと出現する人もいれば、笑わなくても見えている人もいます。笑わなくても出現している場合、自分の子供に早世される相の一つで、そのときの哀しみが頭から離れないでいることを示しています。2本出ていれば二人の子供を喪っています。笑った時だけ横ジワが出現するのは、未婚の場合、妊娠後の流産や死産、或いは堕胎を経験する人の相です。
中央筋が立つ相通常の人中を構成する2本の筋はそれほど明確でないのに、その中央に立つ筋だけがクッキリと目立つのは「養子相」の一つで、やがて養子や後継者を外部から迎え入れることになる人の相です。つまり、自分がお腹を痛めた子供ではない児を、自分が育てていく可能性が極めて強い相です。特に家業や血縁などの関係から、後継者としての子供を必要としている結婚の場合、この相が見受けられるのは養子を貰い育てていく可能性が強いことを物語っています。女性の場合、すでに先妻の子がいる家庭に嫁ぎ、その子たちを育て、やがて恩返しを受けるケースも見受けられます。
広く浅い人中人中の幅が広くて、その溝が浅くて窪みが乏しいと、あまりクッキリとした印象の人中とはなりません。ただ男女ともに度量が大きくてこせつかず、社交性豊かで幅広い交友関係にも恵まれているのが常です。また十代から幅広ければ、早熟な傾向を持っていて、男女とも性体験を早くから経験するようです。ただ、女性は相手が変わりやすく、一人の男性を守り続けていくようなケースは稀なものです。比較的早く結婚する傾向を持っているものですが、その結婚を待っていたかのようにすぐに妊娠・出産して母親となっていくことでしょう。間違いなく安産での出産です。
ぼやけた人中一見すると全く人中がないかのような印象を与える溝の浅いぼやけた人中の持ち主は、本人自身が生命力や根気に乏しく、子供を産み育てていくことに問題を生じやすい人の相です。運命的に「子孫運」や「後継者運」に乏しく、たとえ自ら子供を産んでも、極めて早い段階で、本人の元から子供を手放してしまうケースが多いのが特徴です。もっとも、女性でこの相の持ち主の多くは不妊体質です。さらに、本人自身、内部疾患には注意が必要で、しばしば若くして大病を患うとか、早世してしまうようなことも生じやすいようです。恋愛に対してもあまり積極的ではありません。
上部が狭い人中通常は上から下まで左右並行している人中が、時として上部が極端に狭く、下部が扇形に大きく広がっている人中を観ることがあります。これは俗に云う奥手であって、SEXに対しても結婚に対しても或る程度の年齢にならなければ経験・実現しない人の相です。したがって、妊娠・出産に関しても当然のことながら若い内から経験出来る形ではありません。この相の持ち主で結婚年齢が早い場合は、子宝をなかなか得られない人の相となります。また、本人の生命力も30代半ば以降に増大していく形で、若い内は、体力的にも無理が利かず病弱な傾向が見受けられます。
細く狭い人中誰が見てみ細く狭い印象を受ける人中は、真面目で神経質そうな人にしばしば見かける相です。実際、男女ともにこの細く狭い人中の持ち主は、他人を受け入れる心の領域が狭く、一定の人以外とは交際したがらない傾向が見受けられます。男女関係においてはこの傾向がさらに顕著で、恋人や配偶者以外と二人だけになることを恐れる傾向さえ持っているようです。女性の場合、妊娠・出産と云う点で支障が生じやすく、結婚後すぐに子供が生まれる形ではなく、仮にすぐ妊娠しても難産が予想され、予定日を過ぎても中々生まれてこないなどの現象が生じやすいようです。
短い人中人中には年齢的な差があって、若いときには比較的短く、年を経るにしたがって長くなっていく性質を持っていますが、それらを考慮しても明らかに短いと思える人中があります。このような短い人中は、上唇がやや捲れ気味の若い女性に多いものですが、俗説では「若くして亡くなる人の相」と云われています。けれども実際には、性的欲求の強い女性に多く、男性からSEXを懇願されると嫌と云えない人に多いようです。また、健康上では子宮前屈の女性にも多いものです。性格的には根気に乏しく、男女関係が長続きしにくく、後継者を得られにくい相でもあります。
形良い人中顔を正面から見て人中の溝がまっすぐに立っていて、比較的ハッキリとして形の良い人中の持ち主は、上唇のラインが明確な男女に多いものです。この相の持ち主は、結婚に対しても、出産に対しても、いい加減な態度を嫌い、きちんとした順序に従って結婚・出産を経験しようとする意識が強いようです。また社会的にも成功する可能性が高く、本人の生命力も強く、子孫運に恵まれ、良い子孫・後継者を残していくことが出来ることを表しています。女性の場合は子宮の発達も良く、優秀な男児を妊娠・出産して、立派に成長させていくことが出来ることを表しています。
長い人中通常の人中よりもはるかに長い人中は、女性に少なく中年以降の男性に時折見かける相と云えます。この人中の持ち主は、家系とか、血縁とか言うことに対して強く意識しやすい傾向を持ち、大変恵まれた家庭で幼少時代を過ごしているケースと、逆に不遇な幼少期を過ごしているケースとがあります。いずれにしても大変親孝行である一方、人一倍子煩悩でもあって、親子間の交流を大切にしながら生きていくことは間違いありません。墓参りが幸運を招く相です。女性の場合は膣口から子宮までの産道が長く、そのため出産までに時間の掛る傾向を示しているものです。
曲がった人中一見して人中が曲がって見えるのは、たいていの場合は歯並びなどに関係していることが多いものですが、明らかにそれが目立つ人は子供縁や後継者縁に問題が生じやすいものです。それに恋愛運でも、三角関係とか、二股とか、不倫関係とか、複雑な状況を抱えたうえでの男女関係となりやすいのが特徴です。また女性の場合は子宮後屈の相とも言われますが、必ずしも絶対ではありません。生まれて来る子供に関しては、何らかの持病を抱えているケースが多いようです。また、妊娠・出産に関しては、女児に偏ったり、男児に偏ったりしやすい傾向も見受けられます。

法令の種々相

2015-11-04

「法令」と云うのは、小鼻脇から口の両側に流れているシワのことを云います。洋の東西を問わず、或る程度の年齢になると誰にでも見受けられる代表的な「顔の紋理」と云えます。どちらかと云うと女性より男性に出現しやすいようですが、近年では女性でもクッキリとした法令が刻まれている人を見ることは少なくありません。「法令」とは元々「法律と命令」の意で、本人の意向に対し周りがどれだけ従ってくれるかを表したシワであると云える。一名「寿帯」とも呼ばれ、長命であるかどうかを知るポイントの一つとされています。

完全に口を囲む法令完全に口を取り囲む法令は、口の両脇を囲む通常の法令と、下唇の下に出る横シワとが、見ようによっては繋がっているように見える法令のことで、稀にしか見受けることはできません。性格的には、多少口やかましい部分があったり、気難しい面があったりする人の相です。また、家庭運が悪く、配偶者との間にトラブルが絶えないとか、生死別を繰り返すようなことになりやすいものです。さらに、この相には昔から水難、薬物問題、食中毒などに巻き込まれやすいところがあり、それらを予知しているケースもあるようです。持病が長期化しやすい特徴もあります。
口を囲む法令法令がくっきり刻まれている人に多いのが、口を囲むかのように長く出現する法令です。普段からそうなっている人は少なく、たいていは笑った時にくっきりと出ます。普段からそういう風に見えるのは、長命であるだけでなく、社会的にもそれなりの地位や立場にある人がほとんどです。この形の法令があまりに深ければ、仕事一筋で常に仕事のことが頭から離れず、心身ともリラックスできる時間が乏しいことを表しています。自分にも厳しいけれども、部下・後輩に対しても厳しいのが特徴です。また、この法令は立派な邸宅に暮らすこと暗示している相でもあります。
法令外廊線を持つ相通常の「法令」に当たる線があり、それとは別にもう一つ、頤下から法令線の外側に並行して出現する線を「法令外廓線」と呼びます。これは本来の業務以外に副業を持つ人の相ですが、それ以外にも「屋外生活を好む相」とか「来客を歓迎する相」とかの説もあります。どちらも間違いとは言えませんが、中には自分の職場内にこもりっきりの人物もいるため、必ずしも全員に妥当とは言えないよう思われます。この相に対して共通の意味合いとしては最初の「本業以外に副業を持つことになる人の相」であろうと考えています。旅行好きの人にもしばしば見受けられます。
左右とも途中から二分する法令珍しい法令の一つに、長い法令の途中から線(シワ)が二分している相を観ることがあります。この場合、左右とも分かれているのは大きく二分する法令であるのが特徴です。片方だけ小さく二分しているのは、この相として取りません。大きく二分しているのは、二つの仕事を兼業して生きていく人の相で、その二つともに成功して社会的な地位や名誉を得ていくのが特徴と云えます。また、同時に「二親に縁を持つ人の相」でもあって、生みの親とは別に、育ての親とか、長年に及ぶ親代わりの人物とかがいて、本人に対して強い影響を及ぼしていることを暗示している相です。
下頤に達する法令法令が極めて鮮明で、頤下付近まで達する相は、頤が比較的がっちりと広い顔立ちの人に見受けられます。この相の持ち主は、命ある限り働き続けていこうとする意欲的な人であることを表しています。長命で、すでにゆるぎない地位や名誉を得ているような人に多いようです。ただ何事も人任せに出来ない性質をもっていて、第一線から遠ざかることが出来なく、真の意味での後継者を得られない傾向が見受けられます。また家庭内においても自分自身にも家族にも厳しいため、穏やかな晩年を過ごすということにはならないようです。意志強く健康で長命な相でもあります。
口角にも出る法令ごく一般的な法令の他に、唇の両脇にも短くシワが出現して二重の法令のように見えるのは、女性に多く見受けられます。愛することに対しても、働くことに対しても、誠実でひたむきな傾向があり、多くの人から慕われる性質をもっています。リーダー的な資質もあって、部下・後輩に恵まれ、独立して成功する可能性が高い相の一つでもあります。ただし、初婚は長続きしないケースが多く、こと家庭運と云う点ではあまり恵まれていません。多くの場合は初婚・再婚するようですが、稀には独身のまま生涯を過ごす人もいます。頭脳も優秀で多才であることも特徴です。
片側が欠けている法令方の法令が深くハッキリとしているのに、もう一方の法令が判然としていない人を時折見かけます。完全にない場合もあれば、あるけれども極端に薄れている場合、弱々しく途切れている場合などがあります。いずれにしても、片側が欠けている法令は、その人の社会的立場や地位が不安定で長続きしにくい特徴が見受けられます。運命的な変化が激しく、仕事が大きく変わったり、トップの座から引き摺り降ろされたりします。部下・後輩の運も良いとは言えません。また、健康面では片足に支障が出やすい相で、半身不随になるなど、晩年は特に要注意と云えるでしょう。
ハの字形の法令笑った時でなくても、深くハッキリとした法令が目立つのは、女性には稀で、彫りの深い顔立ちの男性にしばしば見受けられます。この場合「八の字」の下の広がり方が重要で、大きく広がっている方が運勢としては勢いのある人の相となります。若いときから独立独歩で人生を築き上げてきたような人に多く、強い意志と強靭な体力・気力、それに何よりも強い足腰とを持っているものです。部下運や後継者運にも恵まれ、多くの人たちを率いていく後半生となっているのが常です。晩年はゆるぎない地位・名誉を得て、健康で長命な人生を全うしていくのに違いありません。
口角に入る法令図で示したように法令の先端が口角部分へと流れ込むように入っているのは、古来「法令口に入る相」と云って嫌われてきました。何故なら、古典的な相書では「餓死する人の相」とされていたからです。実際、そういう例もないではありません。ただ、必ずしも収入が途絶えて餓死するとは限らず、むしろ現代では胃がんなど消化器系の疾患から食べ物を受け付けなくなってしまうケースも目立ちます。その晩年期の家庭運は良いとは言えず、さびしい家庭生活を送ることになりやすい特徴が見受けられます。法令の支線が口に入るのは一時的に問題が発生しやすい相です。

頤の種々相

2015-11-04
丸い顎真正面から頤を観た時、丸くて角の感じられない相の人は、家庭的愛情が豊かで包容力ある人の相です。この場合、同じ丸い頤でも、小児のように小さく付いているのではなく、やや大きめの印象を与える頤であることが重要です。むっちりとした丸い頤は女性に多いものですが、一見、美人には見えなくても、良い夫や子供たちに恵まれ、幸福な家庭生活を送っているケースが多いものです。顎の丸い人は愛するものに対しては献身的です。頤は晩年運にも関係が深く、肉付きの良い丸い頤は60代以降の運勢が良く、心身とも豊かに過ごせることを暗示しているものです。
 尖った顎真正面から頤を観た時、細長く見える頤の多くがこれに属します。ただ、細長くても角張っていることがあり、全体的には丸く短くても頤先の部分だけ尖っていることもあります。いずれにしても頤が尖って見えるのは、愛情に対して理想を追うタイプで、常に美しいもの、良いものを求めて日常生活を送っている人の相です。尖った頤の相は、口の大小が観察のポイントで、口が大きい場合は芸術・芸能・美容・ファッションなどの分野で若くして成功している例が多いものです。口が小さいと「お人形さん」顔となって、行動力に乏しく、恋愛で悩みやすい相となります。
 角張った顎真正面から頤を観た時、頤全体の骨が目立って角張った印象を与えるのは、男性に多い相ですが、近年は女性にも増えて来ました。この角張った頤の印象が目立つのは、愛情面では執着心の強い相となります。ただ男女とも家庭的とは言えず、仕事中心の生活となりやすいものです。それに仕事そのものに対して、強い愛情を抱いているケースが多いのです。したがって、どうしても家庭生活より社会生活を優先するような状態が生まれやすいのです。女性の場合、結婚で幸福を得られにくいことも特徴です。また、住居以外に店舗や事務所などを所有する人の相でもあります。
 二重顎真正面から頤を観た時、頤の下に肉が付き明らかに二重頤となっているのは、肉がだぶついていなければ良相であって、部下・後輩に恵まれ、愛情豊かな生活を送れる人の相となります。世話好きで人の面倒見もよく、周囲からの人望も厚い人が多いようです。中年以降になってマイホームなど土地・不動産の運に恵まれ、それによって財産を築いていく人の相となります。ただし、肉がだぶついて、やや醜い形の二重頤は良相とは言えず、何らかの持病を持ち、何事に対しても実行力に欠け、不平・不満の多い人の相となります。体質改善に成功すれば晩年運は良好です。
 頤先が分けれる相真正面から頤を観た時、下顎の中央部分が窪んで頤が二つに分かれているように見えるのは、欧米男性に多い相ですが、日本人でも時折見かけることがあります。芸術家や芸能人、ファッション・美容関連の人に多く、理想主義的な人物が多く、熱い情熱を何かに捧げずにはいられない人の相です。恋愛をすると、相手のために火の中、水の中、突き進んでいくような熱烈さを発揮します。この相には「家を2軒所有する相」と云う見方もあり、本来の住居とは別にセカンドハウスや別荘、事務所や店舗、愛人邸など、二つの家を股にかけて生活しやすい傾向が窺われます。
 豆頤真正面から頤を観た時、極端に小さく未発達で、幼児のような印象を受ける頤を「豆顎」と呼びます。顎の発達は運動機能と関係がある小脳との関係が深く、その意味で豆顎は幼少時より外に出て活発に動き回るとか、激しいスポーツに打ち込むとかいう機会のなかったことを表しています。そして大人になっても、体力には自信がなく、ひ弱な印象は否めません。愛情面でも受け入れることはあっても、自分から愛する気持ちを表す行動力は乏しい点が見受けられます。また住居の落ち着かない相でもあり、晩年運のさびしい相でもあるので、その点への備えが必要です。
 巨大頤真正面から頤を観た時、極端にその面積が大きい頤を「巨大頤」とします。豆顎とは逆に子供時代の運動や基礎訓練から小脳の発達した相であることを表しています。家庭的愛情が豊かで、体力に自信があり、実生活に強い人の相と云えます。滅多に弱音を吐くことがなく、がむしゃらに物事に打ち込んでいく情熱を秘めています。あまりに巨大な頤は、自分本位の愛情観を物語っていて、時として過剰な愛情表現や執着、ストーカー的行動を示すこともあります。また部下・後輩に対しての面倒見がよく、晩年の運が強く、土地・不動産に恵まれ、広い家で暮らし続けます。

目の種々相

2015-11-04
上り眼目頭よりも目尻の方が極端に吊り上っている目を「上がり目」と呼びます。目尻だけが吊り上っている目もありますが、ここで云う「上がり目」は目頭から目尻に向かって線を引いた時、斜めに引き上げられる形であることが条件です。目が細くて上がり目となっていれば、愛情面で猜疑心や嫉妬心の強い相で、男女間のトラブルに巻き込まれやすい傾向が見受けられます。目が大きくて上がり目となっているのは、信念が強く、プライドが高く、情熱的で一途であることが特徴です。黒目部分が大きければ、芸術や宗教に対しての素質を持ち、霊感的体質の相となります。
下り眼目頭から目尻にかけて斜めに下がっている目を「下がり目」と呼びます。この場合、上まぶたのラインだけが下降している目とは別個なので注意が必要です。左右合わせると「福笑型」となって、第一印象として優しさ、親しみやすさ、弱さを感じさせる目となります。実際、下がり目の人には優しく、親しみやすい人が多いものです。ユーモアやウイットに富む人が多いものです。また、部下・後輩・子供・ペットの面倒見が良いことも特徴です。男女とも、ずっと年下の人と相性が良いでしょう。異性には甘く、ことのほか親切で、誘われると断れない傾向もみられます。
細い眼日本人など東洋系の人種は元々細い目が多かったのですが、最近は日本人にかぎって云えば少なくなったような気がします。一般的に云うと、視力が弱くて眼鏡を掛けている人は「細い目」になりやすく、一重まぶたの人も細い目の印象を与えがちです。人相学的には、感情を内に秘めて抑えがちな人は目が細くなりやすいし、恋愛・結婚に対して慎重な人も目は細くなりがちなものです。どんなときにも冷静さを失わない性格を必要とする仕事分野などでは、細い目が活躍するようです。ただストーカーのように、異性に対して執着するのも細い目で決してあきらめません。
丸い眼一般的には、出産時の子供の目は細いものですが、生まれて半年以上たった頃から徐々に丸くなり、1~3歳くらいでは大きく丸く変わっていくケースが少なくありません。大人になっても「丸い目」は、柔和で情感豊かな性質を持っているものです。ただ、喜怒哀楽の気分的変化が激しく、その時々のムードや感情に支配されやすく、自分の気持ちを仕舞っておくということが出来ません。愛情表現には優れていますが、気持ちが変わりやすいため、恋愛も長続きしにくいようです。芸術や芸能など派手な分野では成功率が高いものです。逆に、地味な生活には耐えられません。
丸い目頭健康で明るく素直な印象の子供たちの多くは「丸い眼頭」を持っているものです。この眼頭と云うのは、十分な観察能力を持たないと、見逃してしまいやすい部分の一つです。目そのものが細くても眼頭が丸いこともあり、逆に、目そのものは丸くても、眼頭の部分は鋭く突きでていることもあります。丸い眼頭は、家族や周囲の人を疑うことなく生きていく人の相です。男女間の恋愛や結婚では、駆け引きなく素直に愛情を求めて、また自らも相手を全面的に信じて愛情を表していく人の相となります。悪い異性に引っ掛かると、騙されるとか、裏切られることもあります。
尖った目頭尖った眼頭と云うのはどちらかと云えば東洋人には少なく、西洋人に多いものですが、最近は日本人にも多くみられるようになってきました。また、幼少期に尖っていなくても、十代後半以降になって尖ってくるケースも少なくありません。これは駆け引きや打算の多い愛情をあらわすもので、異性との関係が頻繁に入れ替わるとか、仕事上で異性を利用することの多い人たちに鋭く尖るケースが多いようです。また、この眼頭の人の中には、自らは純粋な愛情を持っていても、家庭生活の安住を得られず、三角関係や四角関係に巻き込まれやすい傾向を持つ場合もあります。
奥眼文字通り目が引っ込んでいる「奥目」の人には、目と眉との間は広いのに奥目であるケースと、目と眉との間が狭くて奥目であるケースとがあります。前者は欧米人的な風貌となりやすく、上まぶたのラインとは別に眼球に沿うラインも出現しやすく、後者はやや斜視的な目の風貌を作りがちです。どちらにも共通して云えることは、家庭運と云う点で幼少時に恵まれていないケースが多いということです。前者は観察力や洞察力が鋭く、研究心の強い相ですが、細部にこだわり過ぎ、愛情面では消極的で奥手となりがちです。後者は心が狭く愛情乏しい環境下で育っています。
出眼「出目」の人にも二種類あって、バセドー氏病のような遺伝的な病気のため目が出ているタイプと、病気や体質とは無関係に目が出ているタイプです。両方に共通して云えるのは、喜怒哀楽の感情が激しく、派手で華やかな人生を好む点で、特に愛情面ではそれが顕著です。上まぶたの肉が乏しくて目だけが大きく出ている場合を「露眼」と云い、普段から感情の起伏が激しく、物事を中途挫折しやすい傾向を持っている相となります。出目であると同時に、目と眉の間にむっちり肉が付いているのは、早熟でプライドが高く、恋愛に対して積極的で、初婚に敗れやすい人の相です。
下三白眼俗に云う「黒目(晴)」が上に吊り上ることによって、左右だけでなく、黒目の下にも白眼が覗く目のことを「下三白眼」と云います。欧米のセクシー系女優やファッションモデルなどに多く見かける相で、気位が高く、性的駆け引きの巧みな人に多いものです。魅惑的な下三白眼は男性より女性に多い相ですが、男性を自らの支配下に置くことで性的快感を得ていくのが特徴と云えます。同じ下三白眼でも或る種冷たさを感じさせる下三白眼は、人の心を踏みにじるタイプで、殺人者や凶悪犯罪者にしばしば見受けられます。格闘技者も、闘っている時は下三白眼となるものです。
四白眼人間だれでも、暗い中で目を大きく見開くと、黒目(晴)が極端に縮んで白眼が周囲に見えるものです。ところが、稀に暗い中でなくても、黒目が小さく、目全体の外形が丸く大きいため、四方を白眼で取り囲む目が出現するケースがあります。これが「四白眼」です。普段からこのような眼をしている人は、小さなことでも驚きやすく、神経質で、防衛本能が異常なほど発達しています。また感情に支配されやすく、情緒不安定な傾向も見逃せません。人の言葉とか行動とかを信じることが出来ないので、トラブルに巻き込まれやすく、愛情関係も長続きしにくいのが普通です。
雌雄眼誰しも左右の目の大きさや形が同一ではないのですが、それが極端に異なって目立つ相を「雌雄眼」と呼びます。一見すると大した違いのように見えなくても、よくよく観察すると極端に左右の眼が異なっているという人物が少なくありません。大抵の場合、こういう眼を持っている人は仕事上は他の人たちではマネが出来ない特別な能力や手腕を発揮し、それなりの立場に付いているものですが、どういうわけか敵やライバルも多く、片時も安心できない人生となります。また家庭的問題を抱えていることが多くて、秘密の愛情を持ち、外面と内面の違いも目立つようです。

眉の種々相

2015-11-04
男性の理想=弓形眉古典的な人相の原書では、この弓形となることが男性の眉の理想形とされています。男性の役割として、古代においては「弓によって獲物を射ること」が必修だったからです。もちろん、現代では日常において弓を使うことなどなく、そういう役割もないので、必ずしもこの形状が理想とは言えません。ただ、男性らしい勝気さと、勝負強さ、精力にあふれた人の相ではあります。手入れなどせず、自然なままでこのような形状となっている場合は、何らかの特技や特殊能力を秘めている相で、社会的にも早くから成功します。親・兄弟などの家系的血筋が良いのも特徴です。
女性の理想=三日月眉古典的な人相の原書では、この三日月形となることが女性の眉の理想形とされています。実際には三日月のような大きな弧は中々描けないものですが、それに近いような形は化粧も加えてなら時折見受けられます。現代の人相書では「新月眉」とも称されております。現代では料亭やホテルやサロンなどの客商売をしている女性に多く見かけ相です。家庭婦人の場合は華道、茶道、舞踏、書道、音楽などを自宅で教えているような人に多いものです。穏やかで、包容力があり、情感の豊かな性質を持っています。あまり競争社会や荒っぽい仕事分野などには向いておりません。
濃い眉眉の相の中でも、一般の方でも解りやすく、目立ちやすいのは極端に濃い眉です。これは太い眉とは異なって、その濃さが際立っている相を云います。もちろん、これは自然な状態での濃い眉を云うのですが、たとえ化粧として濃い眉にしていたとしても、それが世間的な顔として認識されているなら、濃い眉として扱って構いません。濃い眉は血縁関係の縁が深く、親・兄弟との関わりがいつまでも続く相です。女性で眉が濃すぎると、実家・親元からなかなか出られません。代々続く家業を受け継いでいく人とか、女性で婿養子を取る人にも、しばしば見かける相です。
薄い眉生まれて間もない頃や、或る程度の年齢になると、眉が薄くなるケースが多いものですが、十代後半から五十代半ばにかけて明らかに薄すぎる眉は、親・兄弟など身内との縁が乏しいものです。このような眉の場合、本人も親・兄弟に対してあまり親しもうとする気持ちが少ないもので、早くから親元を離れて苦労するとか、片親で育った人などにしばしば見かけるものです。どちらかと云うと親・兄弟だけでなく、子供に関しても苦労するなどしやすいようです。ただ時代の変化に対応する能力は素早く、交際範囲等は広くなる傾向を持ちます。話術にたけている人が多い。
長い眉通常眉の長さは、目の長さに大体比例するか、それより若干長い程度ですが、古代エジプトの絵画で描かれた女神のように一見して長く感じられる眉は、家系・血統の良さを表すものです。特に、この長い眉で眼と眉との間が広ければ、先祖からの遺産・相続や家業継承に相応しい相となります。長い眉で、しかも眉自体が濃ければ、親・兄弟との縁が深く、就職も、結婚も、出産も、親・兄弟など身内からの影響を受けるような傾向が見受けられます。また、眉が極端に長ければ、遠方との関わりも深まる形で、海外取引であるとか、旅行・移動によって幸運がもたらされます。
短い眉眉が目立つほど短いのは、独立独歩で早くから親元を離れる人に多い相です。同じ眉が短い相でも、眉間が離れ過ぎているため短く見えるのは、度量があり、寛大で、若くして人の上に立つような人に多いものです。同じ短い相でも、眉の後半部分が剥ぎ取られたように消えて短いのは、信頼度の乏しい人に多く、気が短く、喧嘩っ早く、金銭面での苦労を抱えやすい人の相です。この場合、化粧などで普段から補っていれば、生活面でも金銭上などで補われるものですが、剥ぎ取られたようなままだと、親・兄弟との交流も乏しく、親友からも裏切られやすいことでしょう。
細い眉眉が極端に細いのは女性に多く、男性には稀にしか見受けられません。もし、剃っているとか、抜き取っているとかでなく、自然なまま眉が極端に細いのは、身内・家族の縁に恵まれず、親・兄弟はもちろん、正式な配偶者や、自分の子供との縁も、長続きしにくい相となります。女性の場合、このような相であれば、化粧などで終始補うと多少違った傾向が出て来るものです。男性の場合、通常の男性の眉の基準よりも極端に細いのは、性格的にも弱くて男らしさにも欠ける相です。女性で、眉の細さに加えて眼と眉との間が狭ければ、独身のまま愛人として過ごす相です。
太い眉眉が極端に太い相は男性に多く、女性には極めて稀にしか見受けられません。眉が極端に太い場合、その眉が短いか、長いかは重要で、短い場合は荒っぽい労働者などに多く、人情は厚いが頑固で融通が利かず、臨機応変に物事に対処するのは苦手な人の相です。眉が太くて長いのは、情愛豊かでボランティア精神に富み、身内の世話・苦労が絶えない人の相となります。また、兄弟・同僚・親友との縁が深く、それらが原因で金銭的損失を被ることも少なくありません。健康的には家系・血縁的な疾患を持病として持ちやすい人の相です。困っている人を放っておけません。
切れ目のある眉眉の途中に切れ目が存在しているのは、男性にも、女性にも、見受けられる相です。そして例外なく、兄弟に早死にした人物を持っている人の相です。その切れ目のある位置によって、上の兄弟か、下の兄弟かが判ると云い、目の中心より上なら兄姉であり、目の中心より下なら弟妹であると言われています。ただ実際には、大方の場合はそれで的中しますが、絶対ではないので、その点は注意すべきです。なお、兄弟が早死にしていても、眉に切れ目が見当たらないのは、すでに完全に成仏している印しか、本人にその記憶が薄れてしまっているかであることを意味します。
三角の眉尻眉尻上部が三角形に突き出ているのは、男性に多く、女性には稀にしか見かけません。男性の場合、額下部がややせり出ている人に多く、有能なビジネスマンや、技術者、芸術家にしばしば見受けられます。彼らは勘が鋭く、自分の技術や特殊能力には絶対の自信を持っているものです。そして、それに相応するかのように収入も徐々に増えていくものです。女性の場合も優秀な才能の持ち主ですが、尖りが目立つと、やや勝ち気すぎて負けず嫌いな点が前面に出やすいものです。この眉の持ち主は、たとえ今現在収入に恵まれていなくても、必ず才能でお金を掴むものです。
一の字形の眉男性に多く、女性に少ない眉相の一つが「一の字形」の眉です。ただ昔と比べると、最近は女性たちにも細い「一の字形」が多くなってきました。この形は、男性と女性とでは太さに若干違いが見受けられますが、共通して眉自体は濃い人が多いものです。眉の濃い一の字形は、何事にもストレートな性質で、その行動も、言葉も、ややストレートすぎるきらいさえ見受けられるものです。女性の場合、あまり家庭的とは言えず、対人関係も得意な方ではありません。男女とも、接客的な仕事には適さず、事務系や技術系であれば、真面目で働き者として活躍できるでしょう。
への字形の眉「への字形」の眉は、「弓形」の眉と、ほぼ同一の形状です。ただ、図解からも分かるように微妙な違いはあります。形状的には「への字形」の方がスッキリとしています。欧米の女優やモデルなどにしばしば見かける相で、個性と才能とセクシーさがあって人気を出していくタイプの女性に多いことが特徴です。芸術・芸能の分野では特に認められやすいようです。男女とも性格的には負けず嫌いで勘の鋭いところを持っています。金運も良く、若くして大金を手にするようなことが生じやすい人の相でもあります。また美的感性が鋭く、大変おしゃれなことも特徴です。
ハの字型の眉これは方眉だけでなく左右の眉を合わせて「ハの字形」に見える眉のことで、つまりは眉頭よりも眉尻の方が下がっている相と云うことになります。人間は、泣いている時にも、笑っている時にも、眉尻がやや下がり気味となるものです。この相で、眼と眉の間が広ければ、部下・後輩運の強い人の相で、世話好き、面倒見の良さが顕著です。女性で、若いときから眉尻だけが下がってパッと見が泣き顔に見えるのは、初婚で幸せになれない人の相で、結婚運が良くありません。老人になるにしたがって「ハの字形」が目立つのは、子供や孫に慕われ晩年恵まれる人の相です。

額の形の種々相

2015-11-04
額に現れるシワの研究
節条線(紋) 
男性の額に多く見かける特徴として、額生え際中央部の「参差(さんさ)」と、眉尻上方に位置する「玄武(げんぶ)」の発達があります。参差は独立独歩で成功する人の相で、先祖代々の家業や宗教を継ぐことのない人の相とされています。また、玄武は即断実行型で行動力があり、負けず嫌いで機転が利く人の相と云って良いでしょう。額には、通常何本かの横ジワが刻まれていくものですが、人相学的には3本刻まれるのが本来の姿とされていて、上から「天紋」、「人紋」、「地紋」と呼びます。これらを総括して「節条線(紋)」と称されています。また、眉のすぐ上部に、眉を取り巻くかのような形で出るシワは「兼業紋」と呼ばれ、二つ以上の仕事や商売を行っている実業家に多く見かける相です。
節条紋の種々相
 三本の節条紋比較的ハッキリとした三本の節条紋が平行に刻まれているのは、比較的波乱の少ない人生を歩んでいく人の相であって、自らの才能や手腕を十分に発揮し、社会的にもそれが認められ、仕事面では出世する運を持っていることが特徴です。また、上司にも部下にも信用されるのが特徴です。
 四本ある節条紋やや短い線も含めて四本の節条紋を持っているのは、多方面に才能を発揮する人達に多く見かける相の一つで、仕事上では或る程度の立場に立っている人に見かけることが多いものです。独創力の豊かさや先見力の確かさによって、社会的に頭角を現していくような傾向を物語っています。
 人紋だけ力強い節条紋節条紋は一応3本出ているように見えるのですが、そのうち真ん中だけが深く、長くて、ハッキリとしている節条紋は、落ち着いた学者肌の人物にしばしば見かける相の一つであって、多年に及ぶ自らの努力と研究によって、社会的な立場を徐々に固めていくような人生を歩む人の相です。
 地紋だけ奇形の節条紋節条紋の上2本は普通なのですが、一番下の節条紋だけが眉上部を囲む「兼業紋」となっているのは、全体的に深く刻まれているのが特徴ですが、種々の仕事や商売に興味を抱く人の相であるとともに、自らの才能や手腕を、お金に結び付けることに対して特別の才能を発揮する人の相です。
 二本だけの節条紋通常は3本刻まれることの多い節条紋が、2本しか刻まれていないのは、性格的にはやや頑固で強情なところを持っていますが、部下・後輩を育てていく素質を秘めているものです。そして部下・後輩が活躍し始めることで、自らの社会的地位も上昇するような傾向を持っているものです。
数多くの節条紋一見して多数の節条紋が額一面に出ているのは、やや苦労性の人物に見受けられる相であって、いろいろ問題を抱えながら人生を歩んできたことを表しています。若い内からこのような相となるのは、苦難の青春時代を過ごしたことの証であって中年以降になってチャンスがやって来ます。
額中央部で下垂する節条紋節条紋の数は3本でも、4本であっても、額中央部分でやや下垂している節条紋は直感能力に優れている相の一つで、それも経験的なことを通じての勘が仕事上で冴えわたる人の相です。稀には透視や念力や気功などに対して、特別の才能を発揮していくことで財産を築く人もあります。
額下部に集中する節条紋どういうものか額の下部だけに集中して、短めの節条紋が何本も刻まれているのは、変化や起伏の多い人生を物語るとともに、性格的には実行型の人物で、何でも体験しながら身に付けていこうとするものです。また、体験的に得た知識を、すぐ仕事や商売に結び付けがちなのも特徴です。
切れ切れの節条紋額に刻まれている節条紋が、切れたり、重なったり、曲がったりして、全体として切れ切れの印象を与える節条紋は、過去の苦労の痕跡であって、特に身近な人の問題や苦労が絶えない人の相です。上部なら目上に関し、中央部なら配偶者に関し、下部なら子供に関して苦労する相です。
一本だけの節条紋額のやや下部に1本だけ長くクッキリと節条紋が刻まれているのは、体力、気力とも旺盛な活動家の相であって、たたき上げで事業や商売をしている人に多いものです。この相は、肉体労働的な仕事している人にも見かけることがあります。いずれも顔が広く、庶民派として人気が出ます。

額の形の種々相

2015-11-04
【富士額】

富士額

富士山のような山形の形となっているのが「富士額」です。
日本などアジアの女性達に多く見掛ける相ですが、最近はやや減ってきているように感じられます。この額の場合、額そのものはあまり広くないもので、額中央部が出ている「オデコ」の人に見ることはほとんどありません。眉の上の眉骨も盛り上がっていないのが普通です。江戸時代などの女性の結い上げる髪形には似合うもので、和服姿にも適しています。ホルモンの関係もあって、男性で富士額の人はめったに見掛けないものですが、時折、それに近い人はいます。富士額には二種類あって、その一つは「きれいで発達した富士額」で、オデコではないが全体的に高く張り出した印象を与える額で、女優の吉永小百合さんなど、その典型と云えます。目上を敬い、古典的な分野で引き立てられて成功を招く人の相です。情感も豊かで、古風でひたむきな愛情観、家庭観を持っています。もう一つは「狭くて上部が後退している富士額」で、押しつぶされたような印象を与えるものです。幼少期の家庭環境に恵まれなかった人の相で、社会的にも発展しがたく、結婚後は親子間の問題で苦労しなければならない相です。男性で富士額に近い人は、依存型の人生観を持っていて、愛情面でも、相手にリードされていく恋愛関係となりやすいものです。
【角額】
角額

額が四角張って抜け上がっているのが角額です。「男額」と呼ばれることもあります。その名のごとく、男性に多く女性には稀な相ですが、最近は女性でも角額の人が多くなって来ました。この額は男性に多く見かけるものですが、10代前半から角額であることは少なく、20代半ばくらいになって見事な角額に整って来るのが普通です。この額にも二種類あって、その一つは額面積が広く、額全体に凹凸が少なく、整った印象の角額で欧米男性に多く見かける額の相です。若くして才能を発揮し、社会的な名誉や地位を与えられ、10代後半とか、20代初期のころから活躍し始めるのが特徴です。頭脳は優秀ですが、やや理論に傾き、現実を忘れがちな傾向が見受けられ、情緒・情感に乏しい欠点があります。もう一つは額面積が狭く、詰まったような印象を与え、多少額に凹凸の見受けられる角額で、眉骨の発達しているケースが多いものです。これは有能なビジネスマンに多く見受けられる額で、実務と商才とにたけていることが特徴です。彼らは何よりも実際に役立つ知識を求め、実用性のないものには興味や関心を示さないものです。精神的なものに対しての理解力はやや乏しく、頑固で保守的な生活方針を持っているのも特徴です。行動力や実行力があり、特に組織の中で才能と手腕を発揮していくことになります。

【丸額】
丸額
額がアーチ形に抜け上がっているのが丸額です。男性よりも女性に多く、それも若いときからと云うのではなく、徐々に丸額へと変わっていくのが特徴です。完全に丸額と化すのは男女とも30代後半以降となってからが一般的です。女性の場合は愛嬌があって、機転が利くので、多くの人たちから愛され、親しまれていることが多いものです。接客業やサービス業の経営者、芸道の指導者などにしばしば見受けられます。何も知らない若い人たちを一から育てあげていく指導力に恵まれているものです。ただし、夫運の良くない生まれでもあって、早くに死別するとか、金銭問題で苦労を掛けられるとか、異性問題で悩まされるとかしやすい特徴が見受けられます。男性の場合も社交性があって、若い人たちの面倒見が良い人として慕われているケースが多いものですが、気が弱くて、執念深く、嫉妬深いといった性質上の弱点を隠し持っているようです。
【M字形額】
M字形額
額全体が大きく抜け上がって「M」文字形となるのは、女性に見ることは稀で、男性には時折見受けられます。若くして額がM字形となっているのは、遺伝的な傾向も多少あるが、特にこの形で「仙骨」と呼ばれる額部分(眉頭から眉尻までを三等分して、その後方3分の1部分から垂直に髪際へ仮想線を延ばし、その中間点付近)が高く隆起している場合、昔から独創力や直観力の優れた天才的とも云える芸術家や宗教家や哲学者を多数輩出しているものです。作曲家ベートーベンの額はその典型です。ビジネスの世界であっても、次々と新しい企画を打ち出したり、アイディアを商品化したりして、世間をリードし、注目される存在となります。きわめて稀ではありますが、女性にこの額を見る場合は天才肌の芸術家として早くから騒がれるとか、霊感少女として特異な能力を発揮するとかしがちなものですが、家庭的にはさびしく、愛情面では満たされない人生を歩むようになります。また同じM字形でも、中年以降に髪が抜け上がって出来た形で、仙骨付近が全く発達していない場合は、ただ単に人の善い性質と、他人のために奔走する人生とを物語っている相であって、才能的に秀でているとか、見るべき素質は存在していないものです。
【乱れ額】
乱れ額A 乱れ額B 乱れ額C
左右対称となっていない額や、変形に抜け上がっている額のことを「乱れ額」と呼びます。これには事実上三つのタイプが見受けられます。まず「A」のように、左右どちらかの「霊墓」(額の生え際中央からやや逸れた部分)付近だけが異様に抜け上がって特殊な額の形となっているのは、先祖とか霊墓とかに対して特殊な能力を持つ人の相であって、生まれながら神仏との関連が深く、霊視能力や、交霊能力や、心霊治療などで特殊能力を授かり、活用している人たちばかりです。
「B」のように、本来は角額であったのに、その中心部分だけが丸く抜け上がっているのは、前世や過去世と深く関わっていて、幼い頃の環境・人生体験等から、信仰心強く、先祖供養に対しての特別な素質・能力を授けられている人が多いようです。「C」のように、形としては特殊と云うようなことはなく、ただ単に左右の抜け上がり方が大きく異なるだけなのであるが、時折見かける相です。これは片親と縁が薄い人の相で、運命的な変化が激しく、紆余曲折の人生を歩んでいくことも特徴と云えます。ただ何事に対しても勘は鋭く、宗教心に富んでいる場合が多いようです。一説に、不誠実で異性を裏切るような行動をとりやすい人の相、と指摘するテキストもあるようですが、少なくとも私は今日まで、そのような実例を知りません。

水野南北による主要28穴相法

2015-11-04

水野南北の28穴

江戸時代の観相家・水野南北は、その代表的著作『南北相法』において、古典的な顔面上の130部位に基づく判断方法を捨て、自らが実践的に重要とみなした28穴(部位)による判断方法を披露している。
南北は、通常「部位」と呼ばれる表現を嫌って「穴」とし、主要28穴としたが、補足的にそれ以外の5部位(穴)も、実占解説上は加えている。彼は最初、当時の誰もが学ぶ『神相全編』から観相術に入ったのですが、やがてそれでは飽き足らなくなって、観相を極めるため、髪結いを3年、風呂屋の番頭を3年、火葬場の死体を焼く係を3年やって、顔だけでなく、身体全身も含めた個々の人相と運命との関係を実地研究したといわれる。その成果が『南北相法』なのだ。
私自身(波木流)の顔面部位研究とは、若干相違する部分もあるが、人相を学ぶ者にとっては大変興味深いので、28穴の名称と位置・範囲、及びその意味・役割について、現代人にも理解できるよう工夫しながら忠実に記してみよう。

●天中 髪際上部中央、中指を横に当てて1寸幅の範囲内。思いもかけない吉凶を見る。
 *波木注記…1寸幅は約3センチ。
●官禄 額中央、中指の指先節間の長さ四方の範囲内。今現在の運勢の吉凶を見る。
●印堂 両眉の間に親指を横に当て1寸内。望み事が叶うかどうかを見る。
●土星 印堂の下、鼻先までを含む鼻柱全体。身分の吉凶を見る。
●食禄 鼻下の鼻溝(人中)を除く、鼻脇(法令)線の範囲内。当時の家計・家族の吉凶を見る。
●地閣 下頤中央部の1寸四方内。住居敷地内のことを見る。
●主骨 額中央から左右へ4本の指を立て、その4本目が当たる指頭位置。眉より1寸上部。
主人(*波木注記…当時の「主人」とは、家長的・社長的な立場の人物)のことを見る。
●日角・月角 額中央から左へ指3本目指頭が「日角」、同じく右へ指3本目指頭が「月角」。
父(通常は日角)母(通常は月角)、及び目上のことを見る。
●辺地 額中央から左右へ指9本目の指頭(髪際)位置。旅行の吉凶や遠方との関係を見る。
●福堂 印堂やや上部から左右へ5本目の指頭(眉尻上部)位置。金銭のことを見る。
●兄弟 眉とそのやや上下に当たる部分。親族のことを見る。
●妻妾 眼尻から後ろに指3本までの指頭範囲。妻、及び女のことを見る。
*波木注記…当時の鑑定は男性中心だった。現代では「夫妻」とすべき部分。
●顴骨 眼尻から下へ指3本目に当たる指頭部分。世間、他人のことを見る。
●右身・左身 眼頭から下へ指3本目に当たる指頭部分。盗難、及び失せ物のことを見る。
●法令 鼻の両脇から口を取り囲んで下がっていく皺。当時の家業・仕事の吉凶を見る。
●奴僕 口の両脇下から法令線の外側にかけて。部下・目下のことを見る。
●男女 眼の下の骨のない部分。子孫・部下のことを見る。
●天陽 天中から左右へ指4本目に当たる指頭位置。思いもかけないような出来事を見る。
●神光 天庭から左右へ指5本目に当たる指頭位置。神仏に対する信仰の有無を見る。
●山林 司空から左右へ指7本目に当たる指頭位置。先祖の家督と、その盛衰について見る。
●交友 中正から左右へ指3本目に当たる指頭位置。友人・同僚の吉凶を見る。
●駅馬 中正から左右へ指9本目に当たる指頭位置。家の普請、及び転居のことを見る。
*波木注記…「天庭」は髪際中央にある天中のすぐ下、「司空」は天庭のすぐ下、「中正」は司空のすぐ下にそれぞれ位置する。
●魚尾 眼尻を含む指頭1本の範囲内。当時の私生活上の充実度を見る。
●奸門 眼尻から後ろに指5本目に当たる指頭位置。陰の女性のことを見る。
●高広 天中から左右へ指3本目に当たる指頭位置。予期せぬ出来事を司る。
●承漿 下唇の下に小指を横に当てた範囲内。薬違いや食中毒のことを見る。
●家続 目の上の骨のない部分。当時の家庭的な充実度を見る。
●命宮 両目の間で鼻の付け根部分。病気の有無、及び家のことを見る。

顔面紋理の種々相

2015-11-04

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人相上の「顔面紋理」には、誰もが知っている小鼻脇から刻まれる「法令筋(ほうれいすじ)」や、額の横皺である「節条線(せつじょうせん)」以外にも、興味深い「シワ」がいくつかあります。ここでは、それらの中でも比較的よく見かけるシワに関して、意味のあるものを述べていきます。

【イ】「懸針紋」(けんしんもん)=眉間中央から額に向かって立つ1本の深い筋
性格的には、意志が強く負けず嫌いで仕事熱心な人たちが多いようです。その道の「権威」と呼ばれるような人たちにもしばしば見受けられます。日常生活では不満多く、口うるさく、金銭に対して几帳面で、潔癖な点も見受けられます。生地を遠く離れて成功する運命を持っています。
【ロ】「剣難紋」(けんなんもん)=眉頭から額中央へと向かってやや斜めに立つ筋
向かって右(本人の左)側から立つ場合は、闘争心強く、カッとなりやすく、自ら人を傷つけるとか、危害を与えていく人の相となります。向かって左(本人の右)側から立つ場合は、本能的な恐怖心が強く、敵や暴漢から襲われるなどしやすい相です。眉間の両側に立つ皺は思索家の相です。
【ハ】「兼業紋」(けんぎょ うもん)=眉を上から取り巻くかのように出る皺
古典的な人相の教科書では「副業を持っている人の相」とされていますが、必ずしもそういう人たちばかりではありません。本人が持っている知識や、アイディアや、特殊技術などを、お金儲けに結び付けていくことに対して特別な才能を持っています。多少、強欲な傾向も見受けられます。
【二】上瞼(うわまぶた)に重なるような形の長い横皺
眼下が落ち窪んでいる人に多く出現しやすい相ですが、家庭運の良くない相の一つで、特に親子縁の薄い生まれとされています。したがって、早くから親と離れて暮らす運命を持っています。極めて稀ですが、一緒に暮らし続けた場合には、親子間でトラブルの多い状況が生じて来ます。
【ホ】「魚尾紋」(ぎょびもん)=目尻のシワがやや上曲して髪際に達する
目尻の皺は、中高年になると誰でも出現するものですが、特にその中の1本がクッキリ長く刻まれるのは、統率力があり、多くの人の上に立ち、部下・後輩達からの信頼の厚い人の相となります。後継者運も良く、配偶者運にも恵まれますが、時として愛人が出来やすい傾向も窺われます。
【ヘ】「重操紋」(じゅうそうもん)=二重瞼の起点と終点とが眼から離れている
通常、二重瞼の線と云うのは、目頭か、眼尻か、そのどちらかが眼に繋がっているものですが、接近はしていながら、その両方とも眼から離れているのは、早熟で早くから性に目覚め、女性の場合は十代から男性遍歴を重ねる相ですが、正式な入籍・結婚には縁のない人に多いものです。
【ト】「涙堂紋」(るいどうもん)の一種=眼頭から斜線の筋が明確に出ている
この相は比較的長い皺として出現することが特徴ですが、男女とも子供縁の薄い人に多く、運命的な事情から、子供と離れ離れに暮らさなければならないようなケースに多く見られます。片側だけに出る場合と、左右とも出る場合がありますが、長いほど一緒に暮らすのは難しくなります。
【チ】眼頭から鳥のくちばしのような短い筋が出ている
この相はあまり目立たない相ではありますが、女性に多く見受けられます。異性運の良くない相の一つで、なかなか結婚できないとか、恋人や配偶者によって大変な苦労を強いられることが多いものです。男女とも再婚相であって、最初の結婚のまま上手くいっている例は極めて稀です。
【リ】「二重涙堂紋」(にじゅうるいどうもん)=眼頭から目尻まで涙堂紋が重なるように出る
きれいな線として二重線が出現する場合は、部下・後輩の運と、子孫運の両方に恵まれる形で、汚い印象の涙堂や皺となっていないことが条件です。位置的には二重線の上部が子供運、中間部分が部下運です。事実上、二つで一つのように見える部位です。膨らんで見えることが大切です。
【ヌ】眉間のやや下部、又は山根部分に横筋が出る
横筋が1本の場合を「一挙」と云い、初婚に敗れるか、我が子が家業を継がぬ人の相とされます。この横筋が2本以上出現するのは「権威家の相」で、常に命令を発するような立場の人にしばしば見かけるものです。ただ、気難しい点を持っていて、家族関係はあまり良い相ではありません。
【ル】「養子紋」(ようしもん)=山根付近から鼻頭に向かって縦筋が出る
この養子紋に関しては、普段から出現している人と、笑ったときだけ出現する人とがいるようです。通常は1本で、実子に縁の薄い人です。3本出現する場合、真ん中の筋が長ければ自らが養子におもむく相となり、真ん中の筋が短ければ養子を迎える人の相となり、婿養子も含まれます。
【オ】鼻峰の途中から、左右とも斜めに骨が浮き立つ
これは実際には紋理とは言えないのですが、「十三部位」の「年上」辺りから、骨が斜めに浮き立って見える相なのであって、大変に嫉妬深く、些細なことから身近な人に対して怨恨を抱いて生きていくことになる人の相です。性格的に執念深く、対人関係でも支障が生じやすいようです。
【ワ】法令筋の内部、「食禄」の部分に放射線状の筋が出ている
これは必ず放射線状に何本も出て来るのが特徴で、その多くは老齢に至って出現するものです。種々の事情から義理のある子を養い、晩年になって、その子から生活の援助・面倒を見てもらうようなことになる人の相です。この場合、離婚した息子の嫁や孫である場合なども含まれます。
【カ】下唇と下頤との間に現れる弓状の横筋
この弓状筋がクッキリと出現しているのは、味覚に対する特別な才能、又は飲食関連分野における大いなる成功・繁栄を物語る相であって、ソムリエや料理長などとして活躍する人にしばしば見受けられるものです。晩年運の良いことも表し、家庭的にも恵まれ、財産も得ていくようです。
【ヨ】口角より出現して下る独特の形状をした皺
口角から出現する皺には「法令」と並行する縦皺もあるのですが、この場合はやや異なり、若いときから出現する場合もあり、口角下だけに深く刻まれ、口角上には出ていないことが特徴です。この紋理は何らかの主義・主張を持って生きていて、その実践者であることを意味しています。
【タ】両頬に出る独特の形状の深い縦筋
人と対話し、接客し、交渉し、取引することに対して、特別の才能を発揮する人の相であって、外交手腕巧みな人にしばしば見受けられるものです。特に、野外における交遊を通じての交渉事に関しては、絶対の自信を持っているようです。商社マンやホテルマンとしても成功する相です。
【レ】「歓待紋」(かんたいもん)=上下唇、特に下唇の方に多数刻まれる縦皺
この唇の縦皺が多数刻まれている人は、情感豊かで、多情多感な傾向を持ち、人と談笑したり、会食したり、接客したりすることに喜びを感じる人です。女性の場合は、やや誘惑に弱い傾向があって、騙されやすく、尽くしたり、貢いだりしやすい傾向もありますが、人気運があります。
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