今日の迷言・余言・禁言

秘蔵されてきた「埋蔵金(銭)」は11000枚以上

昔から「埋蔵金」の話は耳にするのだが、実際に眼にすることはほとんどない。よく「埋蔵金を発掘する」などというTV番組もあるが、実際には何も出てこないで“お終い”となるケースが多い。私の占いのお客さんにも“埋蔵金発掘”に情熱を傾けている方がいて、そういう人達の“真面目な活動(?)”を来るたび話してくれていたものだ。そういうことよりも、温泉を掘り当てるとか、石油を掘り当てるとか、宝石鉱山を掘り当てるとか、そういうことの方が労力に見合っていそうな気が私にはする。さて、昨日、青森県の西北部に位置する町の大和田地区に暮らす戸沼君江氏から、同町教委に対して「資料として役立ててほしい」と秘蔵していた埋蔵金(銭)11000枚以上の寄贈があった。早速、町教委では歴史資料館である「光信公の館」において7月3日から常設展示することを決定した。これが“金貨”なら大注目を浴びるところなのだが、残念ながら小さな“数珠つなぎの銅貨”ばかりで、正直に言うと見栄えはそれほど良くない。けれども、江戸時代に埋められた「埋蔵金(銭)」であることは間違いがなく、昭和の半ばに既に亡くなっている夫の戸沼武治氏が砂の中から発見し、磨きながら大切に秘蔵してきたものである。寄贈されなければ、やがては所在不明となってしまう。実際、23000枚以上あったはずの「十三鉄砲大埋蔵金(銭)」は、現在どこに消えたのかわからない。預かるべきところに預かってもらわないと、こういう“お宝”は“ゴミくず”扱いされ、失われてしまうケースが多い。まさか金の「大判・小判」まで“ゴミくず”として捨てる人はいないとは思うが、昔の物置の片隅とか、床下とか、天井裏とか、そういうところで隠されたままになってしまうと、その子孫には“ガラクタの山”にしか見えないかもしれない。私なども、江戸時代の古書を何万円も出して購入することがある。まさにボロボロの“和綴じ本”が多いが、表面上ボロボロであっても、その中身にはキラリと光る秘伝が述べられていたりする。ただ八割方は、ただのボロボロ本で中身までボロボロのものだ。それでも、その書名に惹かれて購入することもある。だから、書名というのは重要なのだ。


最近の記事はこちら

世界に誇れる「ウイルス撃退」の発見⁉

奈良県立医科大学の矢野寿一教授を中心と研究チームが「新型コロナウイルス」に対して、そのウイルスの99%が1分間で無害化してしまう“魔法の飲み物”を発見した。まだ試験管による実験段階での研究成果で、人間…続きを読む

「セクシー」が、なぜいけないのか

人間の「平等」を主張しようとする場合、先天的な“違い”というものをどう捉えるかは重要な観点となる。産まれ持っての“違い”は、誰にもどうすることも出来ない。その違いを無視して、強引に「平等」を主張するの…続きを読む

「東京ドーム」を「三井不動産」が救済⁉

最近は大手企業と言えども「買収される」時代になった。昔は、買収と言えば、経営危機の状態となって初めて“出てくる話”だったのだが、最近はそうではない。例えば「東京ドーム」という一部上場の企業がある。この…続きを読む

「すべての人が主役…」って、何なんだよ⁉

私は極力“同業者の悪口”は言いたくないのだが、それでもたまにカチンとくる人物がいる。例えば、星ひとみ氏がそうだ。彼女は近年「カリスマ占い師」として脚光を浴びている。ただ、彼女が実際には何で占っているの…続きを読む

「NYダウ」「仮想通貨」「日経平均」史上最高値⁉

私が《「日本株」が暴騰し始める「初夢」⁉》として、これまで停滞気味だった日本株の動きが大きく変わり始めていることを指摘し、もしかしたら急騰し始めるかもしれないことを予告したのは11月10日のことだった…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.