今日の迷言・余言・禁言

当選金1672億円の「宝くじ」に変えよう⁉

日本人は“堅実”な国民性を持っている。だから突拍子もないような金額の「宝くじ」は発売しない。日本の場合には最高額でも10億円までと定められている。この金額では、アッと驚くような「大きな夢」などは買えない。世界には、さまざまな「宝くじ」があるが、文字通り“夢見る”ことが可能な金額を差し出している国も多い。例えばアメリカでは、スタンドで給油するついでに“パワーポール”という宝くじを購入できるが、その最高額は日本円で1672億円である。このような金額であれば、ほとんどの夢を実現することが出来る。ユーロ圏全体で発売している「宝くじ」の場合、その最高額は“ミリオンズ”の方が226億円で、“ジャックポット”の方が111億円である。イギリスの「宝くじ」の場合は、その最高額は200億円であり、スコットランドでの最高額は136億円である。中国での「宝くじ」の最高額は91億円であり、5年ほど前に80億円を射止めた当選者はミッキーマウス姿で会見を行った。台湾での最高額は120億円であり、一口200円で購入できる。さらに台湾の場合には買い物のレシートからでも自動で“クジ”の抽選が行われていて、その最高額は4000千万円である。つまり、実質的には「宝くじ」等購入していないのに、当選できるという仕組みなのだ。これは“消費喚起策”としては極めて有効なのではないかと思われる。香港ではこれまでの最高額は14億円だが、それでも日本よりはるかに高い。このように見て来ると、現在の「宝くじ」賞金額としては、日本の宝くじはあまりにも寂しい。どっちみち平等になど当らないのだから、当たる場合には1等30億円くらいにしないと「夢」としては買えない。どっちみち、通常では当らないのが「宝くじ」なのだから、今年のように経済的窮地に立った人が多い時には、ド~ンと弾んで“金額を増やす”サプライズを行えば、地味な政権に少しは“華やかさ”が灯るのではないだろうか。


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