今日の迷言・余言・禁言

時代の“華”と消え「ファーストキャビン」死す

全国で20店舗以上、高級カプセルホテルを展開してきた「ファーストキャビン」の破産申請が報道された。2006年創業のカプセルホテルだが、航空機の“ファーストクラスの座席”を意識した高級感が売り物で、女性客や訪日外国人客たちから人気があった。けれども、今回の“足止めウイルス”によって、完全にストップをかけられ、これ以上耐え難い状況に陥ったようである。考えてみれば「カプセルホテル」というのは“密閉空間”の代表的存在で、この騒動が一段落しないことには、内外からの客を呼び集めようがない。全国で20店舗も展開していれば、資金が底をつくのは時間の問題であった。この種の“時代”を味方につけた商売というのは、いったん風向きが変わると、あっという間に状況が逆転してしまう。そういう形で、いったい、どのくらいの業種・業態の職業が失われていったことだろう。そういえば、私はかなり前に「干支暦」上で「庚」の“年と月”とが重なる4月は、各企業の倒産・破綻ラッシュが起きやすいから注意しなければならない、と述べておいた。暦上の4月は、5月4日までが含まれるので、その間にもいくつかの企業がさらにギブアップすることだろう。今年を代表する「4月」は、そういう意味でも“不吉な一年”を象徴する月となりそうだ。ただ一つ良いことがあったとすれば、国民全員に“給付金”が与えられることになったことだ。各種の休業自粛分野の職業においても、各都道府県などから多少は補われる制度が次々と打ち出されている。4月にこれらが次々決まったということは、少なくとも行政は個々に対して「救いの手」を差し伸べる一年になるという“証し”でもある。私が新年の早くに予感した「防ぎようのない自然災害」は、当初予想したよりも大きく拡大して日本を覆ったが、インドのニューデリーで、中国の北京で都市封鎖によって“大気汚染が一掃された”というプラス効果ももたらしているように、やがては日本にも“素晴らしい功績”のいくつかを残していってくれることだろう。


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