今日の迷言・余言・禁言

手相の頭脳線と「認知症」の関係

人間は誰でも齢を取る。そうすると誰でも弱っていく。肉体的に弱っていくのは当然で仕方がないのだが、頭脳が弱っていくのは困る。生活に支障が出るからだ。漫画家でタレントの蛭子能収氏がTVの“健康診断番組”で「レビー小体型認知症」と「アルツハイマー型認知症」の合併症の初期であることが宣告された。認知症に“合併症”があることを初めて知ったが、最近の私には他人事とは思えない“記憶力の低下”がある。まあ、自分の年齢を考えれば、記憶力が低下してきて当然なのだが、それにしても「若い頃の私」は、どこへ行ったのか。あの優秀だった頭脳はどこへ行ったのか。昔は、黙っていても頭に入った。何も見なくてもすらすらといえた。ところが、人の名前が出てこない。ものの名前が出てこない。わかっているのに出てこない。これが鑑定中に起こると最悪だ。さっきまで“これこれについて”言おうとしていたのに、その“これこれ”が急に何だったか、思い出せない。そういう時、私は適当な話をしながら言葉を繋いで、言おうと思っていた“これこれ”が何だったか、必死に想い出そうとする。重要なことだったのは解っている。だから言っておかなければならない。けれども、いったん忘れてしまったものは、元に戻らない。その間、私は平然と話し続けている。何も無かったかのように話し続けている。だから、ほとんどの場合、相手は、私が実は必死に“想い出そうとしている”ことに気付かない。時間だけが虚しく流れていく。私は、そういう時、一応もっともらしいことを話し続けているので、実は“これこれ”で必死になっているなどとは夢にも思わない。ダメだ。もう時間だ、結局、思い出せない。そうして、相手が、扉の外に消えた瞬間、ふっと憑き物が落ちたように語ろうとしていたことを思い出す。もちろん、私は相手を追ったりはしない。相手が驚くだけのことだ。今度、来た時に告げれば良い。果たして、来るだろうか。そして、その時まで憶えているだろうか。手相では頭脳線が比較的短いと、若い時は良いのだが、長命になると本来の頭脳が十分に働かなくなってしまうようなことになりやすい。よく頭脳線の長短と“頭脳の良し悪し”を結び付けている人がいるが、それは間違いだ。短く優秀な頭脳の持ち主はたくさんいる。問題は高齢になった時だ。短いと或る一定の年齢以上はカバーできなくなる。だから急速に衰えて来る。頭脳線が長いと、いつまでも現在の頭脳を維持できる。認知症になりにくい。但し、頭脳線が大きく下降していると“妄想”が強まっていく。実際にはないことを“あった”かのように思いこみやすい。そういう意味では、長ければ良いというものでもない。ただ比較的短い人は認知症になりやすい要素があることだけは知っていた方が良い。


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