今日の迷言・余言・禁言

冗談を言うロボットは…ちょっと怖い

シンガポールと言えば、さまざまな人種・民族の人達が寄り集まって暮らしていることで知られる。そして国家としてのシンガポールと言えば、何となく「お金持ちの国」「風水の国」という印象を私などは受ける。そのシンガポールで、来年3月までに「お掃除ロボット」が300台投入されるらしい。どういう場所に投入されるのかというと、ホテルとか、商業施設、庁舎などだ。シンガポールというのは地域としては狭いので、そういった所だけ300代も投入されるといやでも目立つような気がする。つまり、あちこちに出掛けた時に偶然ロボットと出くわすようなことが考えられる。もちろん「お掃除ロボット」だから、いつでもお掃除をしている。日本の「ルンバ」などと違いちょっと大型で、一応「顔」があり「眼」も付いている。そういうロボットが掃除をしてくれているのだ。単純なゴミの吸引だけではない。モップ掛けとか、壁や床の研磨とかまでする。中々に本格的なロボットなのだ。さらに、このロボット、いかにもシンガポールの企業が造ったらしい特徴がいくつかある。もし、行く手をふさぐ人がいる場合は、もう少し脇に寄ってくれるようお願いをする。そして余裕が出て来ると歌を歌ったりもするのだ。確かに鼻歌を歌っている清掃員は多いけど…。時に“冗談を言う”機能までついている。それって必要なのだろうか。それに、ロボットから冗談を言われたとしても、中々返しづらい。同調して笑ってあげるのが良いのだろうか。無反応だと、もう一度言ってきたりして…笑えなくてゴメンネというしかない。英語だけでなく、マレー語、中国語、タルミ語、それに日本語まで話すらしい。ますます無視できないではないか。さて、この「お掃除ロボット」だが14種類もあるのだという。メイド服を着ているロボットがあるかどうかは知らない。そのレンタル料は月額10万円からということで、それほど高額ではない。考えてみれば、清掃員を一人雇ったと思えば、むしろ安いかもしれないくらいだ。ただ真夜中に、お掃除ロボットがビルの中で歌を歌いながら掃除し続けている姿を想像すると「ちょっと怖い」と感じるのは私だけだろうか。いや、考えようによっては「お掃除ロボット」と「接待ロボット」と“三人暮らし”という家族構成が、徐々に広がっていくのかもしれない。


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