今日の迷言・余言・禁言

何が「正しい」かは数十年後に解かる⁉

現代人は短絡的な人が多く、すぐに“結果”を求めたがる。けれども、世の中には、すぐには結果の出ないこともある。数年たって、或いは数十年たって、答えの出ることもある。昔「イエスの方舟」と呼ばれる“宗教団体”があった。厳密には“宗教サークル”なのだが、わかりやすいよう“団体”と言っておく。「千石イエス」と呼ばれる人物が創始した“聖書研究サークル”で、なぜか家出した女性たちが多く加わっていった。問題は、彼の住宅で女性達が“共同生活”を始めてしまったことで、教祖である男性一人に、若い女性達が十数人という構成で“怪しまれる”のは当然とも言えた。のちの「オウム事件」でもそうであるが、宗教と家出とが絡むと、どうしても事件に発展しやすい。「イエスの方舟事件」も週刊誌で大々的に取り上げられ、千石イエスと呼ばれる男が若い女性達を引き連れ「逃避行を続けている」と週刊誌は報道した。実際、親御さんたちが「娘を返せ」という場面も映像化された。けれども、娘たちのほとんどは、千石イエスと共に逃避行を続けた。そして、落ち着いた先が九州の福岡だった。そこで女性達は生活を支えるために、夜の街に「シオンの娘」というバーを開いた。1981年のことである。昨年12月、ビルの老齢化で一時的に閉店し、今年の春にリニューアルオープンの予定であったが“コロナ”の影響で、7月7日まで伸ばしてのオープンとなった。千石イエスと呼ばれた人物は2001年に亡くなっているが、その後19年を経た今も、彼に従った女性達は結束を守り、悩みある人たちの“心の支え”になろうとし続けている。もちろん、40年近く経っているのだからホステスたちは齢を取っている。最高齢は87歳の千石まさ子氏で、それでも現役の看板ホステスであるらしい。彼女たちの人生を、どう捉えるかは難しい。ただ売り上げの一部を慈善団体に寄付するなど、千石イエスの“教え”を今も忠実に実践していることだけは間違いない。結局、宗教の正邪を決めるのは、文字通り「神」のみなのかもしれない。


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