今日の迷言・余言・禁言

ネットの「誹謗・中傷」本名を公開すべき‼

スターダム所属の女子レスラー木村花氏が22歳の若さで死去した。ネット上で愛猫に“別れを告げる”写真投稿を遺しての死去となった。男女間のリアルなシェアハウス生活をドキュメント化する番組「テラスハウス」に出演中でもあった。日本人の母とインドネシア人の父との間に産まれ、母親も女子レスラーとして活躍していたので、デビュー当時からスターの素質を持ち、アメリカでも活躍できると期待されていた女子レスラーだった。本職のプロレスで悩んでいたのではなく、出演していた「テラスハウス」における言動が、視聴者からSNSで多数の誹謗・中傷を浴び、生きていく意味を見失ってしまった…。近年、SNS上の誹謗・中傷が狙われた人の心身を破壊していくケースが多くなっている。人間というのは「見える敵」は防御できても「見えざる敵」には打つ手がないので脆いのだ。肉体的な脅威には強いレスラーも、精神的な脅威には、ましてやそれが“見えざる敵”であればなおのこと、あっけなく崩れていく。その“見えないこと”を良いことに、誹謗・中傷で襲い掛かってくる輩たちがいる。私などでも、たまにネット上でこき下ろすような不届き者がいる。私は、だから無記名で何か言ってくるような人物には、必ず「名を名乗れ‼」と言う。江戸時代、市中において背後から切り付けて来るような輩に対して、剣豪は必ず「名を名乗れ‼」と、まずは応じた。そうすると昔の武士達は、必ず、名を名乗って、同時に襲う理由も述べて、それから再び切り付けて来る、という悠長なことを行った。けれども、考えてみれば、日本らしい“潔さ”が感じられる一コマでもあった。今日のSNSでも、日本でなら、日本人ならば、このような形で“決戦する”くらいの“潔さ”は残っているのではないだろうか。そういう風に、日本では取り決めてしまえば、今後、無意味な誹謗・中傷、及び悪意ある誹謗・中傷は減っていくのではないだろうか。よく、SNSにおける“口コミ”を無記名だから本音で言える、という人がいるが、無記名だから“嘘もつける”し“傷つけても”罰せられない。書かれた方は、それを否定しても信じてもらえないケースが多いのだ。特に、社会的に“力を持っている存在”が、“力を持っていない者”の言動を押しつぶそうとするとき、数の力によって“抹殺”を計るのに無記名は都合が良いのだ。そういう意味でも、無記名の誹謗・中傷を野放しのままにしておいてはならない。


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