今日の迷言・余言・禁言

やがて「アラブの王族」は消えていく⁉

あなたは「アラブの王族」に該当しているサウジアラビアにおける人物が、どのくらいの人数なのか、ご存じだろうか。王族であるから、もちろん“現サルマン国王”と何らかの血縁関係がなければならない。われわれの感覚からすると、何十人程度を想定する。ところが違うのだ。15000人を配する。超巨大親族集団なのだ。どうしてそんなに多いのか、一つにはイスラム教のお陰で男性は4人まで「正妻」を持つことが出来る。ここで注目すべきは4人共「正妻」であることだ。そこで何が起こるのかというと、当然のごとくに“権力争い”が起こる。王座を巡る権力争いが当然のように起こる。2017年まで皇太子だったナエフ王子は、その座を現皇太子であるムハンマドによって引き摺り下ろされた。現在、国王はサルマンだが、高齢(84歳)であるため、実質的には多くの権限を皇太子に譲っている。つまり、まだ34歳のムハンマド皇太子だが、実質的にはほぼ国王と言っても良いような状態にある。したがって、その権力は絶対である。つい先頃も、前皇太子ナエフと、現国王の実弟であるアハメドを拘束させた。自分の地位を少しでも脅かしそうな者は容赦しない。そういえば、2年前にはトルコのサウジ大使館内で、ジャマル・カショギ記者が殺害された。彼も、ムハンマド皇太子に批判的だったからだ。現在、世界に猛威を振るっている“新型コロナウイルス”はサウジの王族にも襲い掛かっていて、既に王族の内150人以上が感染したと言われる。王族内で次々と感染者が出ているのだ。或る意味では、あまりにも王族が多過ぎるので自然淘汰されて良いのかもしれないが…。対処としては少し遅すぎたが、3月5日からはメッカやメディナといったイスラムの聖地巡礼は禁止となった。それでも、それ以前にこの“聖地”が集団感染のメッカ(?)となったことは間違いがない。現在、サウジにはもう一つ、頭の痛い問題がある。原油価格の急落だ。今は20ドルを切っている。これではとても“金持国”ではいられない。前にも述べたように、世界的な投資資金も微妙な状態が続く。王族は減っていく、原油は急落する、投資資金は返って来ない、窮地に立たされつつあるのが「アラブの王様」なのだ。


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