今日の迷言・余言・禁言

そっとおかれた手のひら

「百の言葉」よりも、何も言わず、そっと肩におかれた手のひら、背中に触れた手のひら、髪の毛に触れた手のひら、指先に触れた手のひら、…そういう手のひらの方が、ずっと暖かく、優しく、信じられる時があります。何も言わないから、嬉しくて、大切で、離したくない“手のひら”があります。人は“手のひら”をそういう風にも使うようになって、進化できたのかもしれません。人は誰でも「ひ弱な獣」だから、寒さが堪えるこの季節には、何も言わない“暖かな手のひら”を求めて、夜の街に繰り出すのかもしれません。


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