今日の迷言・余言・禁言

「都知事選」を盛り上げる堀江氏の立候補⁉

元ライブドア社長で現在はいろいろ手掛ける堀江貴文氏の動向が注目されている。「都知事選」に“立候補する”ともっぱらの噂なのだ。本人は何も言っていないので「N党」の“話題集め”という見方もある。ただ堀江氏は今月末に『東京改造計画』という本を出す。この題名が、かつての首相・田中角栄氏が出した『日本列島改造論』と似ている。都知事を目指していないなら、実質的に改造するのは難しいような…。したがって、ただ単に“噂”だけが先行しているというのでもないらしいのだ。もっとも、堀江氏のような“型にはまる”のを嫌う人物が、政治家に向いているかというと話は別で、向いているとはとても言い難いが、面白いことは面白い。但し、この人の言葉遣いだけは決して褒められたものではない。特に、弱者やお年寄りに対しての言動には、批判を浴びやすい要素がいっぱいで、仮に政治家となっても、長続きできるかは疑問としか言いようがない。もしも、実際に立候補したなら、当選するだろうか。昔、広島で立候補した時には亀井静香氏に僅差で敗れた。弱者やお年寄りに対して配慮を欠く部分が直らないと、票は伸びないだろう。ただ私は、アメリカのトランプ氏のような強烈な個性の持ち主に対しては、堀江貴文氏のような強烈な個性の持ち主の方が、“対等に話が出来る”という点で興味がある。この人の持っている“ぶしつけな部分”は、近年各国で誕生している強烈なトップたちと比較しても引けを取らない。それともう一つ、現在のように経済が低迷している時には「財運の強い」政治家が必要である。財運の乏しい政治家は、人気は得られるかもしれないが、日本の経済そのものを強力に押し上げてはくれない。そういう意味では、かつての堀江氏には、日本に“夢”を与えてくれるすがすがしさがあった。けれども、どういうわけか、刑期を終えて以後の堀江氏には、その言動にやや“ダークな部分”が見え隠れする。その部分が、私にはいちばん気になる。今度の『東京改造計画』にも「現金などというものは使わせない」という極論が述べられている。彼の言わんとすることが解からないわけではないが、その言葉が、どれだけお年寄りたちに恐怖を与えるか、考えてみる頭脳も必要なのだ。


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