今日の迷言・余言・禁言

「見切り発車」でも“取り残される”人々

いよいよというべきか、予定では今日5都道県の「緊急事態宣言」が解除される。厳密にいうと、神奈川と北海道とは本来の“解除規定”からは外れるのだが、多分、一緒に解除される。実際には、もう“経済面”が限界に来ているからだ。いくら、行政が手厚くカバーすると言っても、すべてをまかなうことなどとてもできない。あちこちから悲鳴が上がっていて、これ以上の“自粛要請”は政府や自治体そのものの首を絞めかねない。実際には、だから「見切り発車」でOKを出すのだ。ただ世界的に観れば、日本の見切り発車など“可愛いもの”で、欧米の「見切り発車」は、本当の見切り発車で、だから“封鎖”していた割に感染者数はまだまだ急減していない。日本は“だらだら型”なので一気には減っていないが、元々それほど多いとは言えないのだから、それなりの成果は出ていると言える。少なくとも、一時期心配されたほどには蔓延していない。日本人は基本的には“公共のルール”に敏感なので、“規律に飛んだ国民性”がプラスに働いたと言える。既に“自粛解除”となっている京都・大阪・兵庫の三府県の“コロナ騒動”に起因する負債額1000万円以上の倒産件数が27件であったと報告された。観光関連産業が圧倒的に多く、その経済的損失は7000億円に達するとも言われている。三府県だけでもそうなのだから、全国合わせるとどのくらいになるのか、多少、見切り発車でも“解除”してしまいたくなる気持ちがわかろうというものだ。こういう場合、よく「人命と経済とどちらが大切か」というようなことをいう人がいるが、間違いなく両方大切なのだ。経済が枯渇すれば、飢え死にする人が出てくる。つまり「人命」が失われるからだ。病気になってだけ、人命が失われるわけではない。“飢え死に”しないまでも、職場を失い、住居を失い、未来を失う人が出てくる。病気の人も救わなければいけないが、職場や住居を失った人も救わなければいけない。少なくとも、行政というのはそういうものだ。ただ、全国的に“自粛解除”がなされたことで、すべての業種が“元に戻った”と言えるかというと、そうではない。まだ、海外からの渡航者に関しては“制限”が掛けられているからだ。実際、こちらの方は、そう簡単に外すわけにはゆかない。日本の場合、訪日客によってもたらされたものが圧倒的なので、まだまだ海外では拡大中であるから、その部分の規制は外すわけにはゆかない。つまり、訪日客によって成り立っていた職種は「見切り発車」から取り残される。それらの人達をどう守っていくか、それが今後の課題となっていくだろう。


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