今日の迷言・余言・禁言

「手相の線」に“名前”が無くなったら…

何日か前、手相の方で名前を知られる「にしけい」こと西田圭一郎氏が、私の元を訪ねてきた。彼は手相の本を矢継ぎ早に何冊も出している“新進気鋭⁉”の手相家である。鑑定の方ではなく「占い教室」という形で私に対し、いろいろと質問したい、ということだった。彼は最初に「録音しても良いか」とまず尋ねた。私は、どなたに対してもそうだが、録音を拒んだことはない。何をどういう風に公開されてもかまわない。私は、そういう点、元々“無防備な性質”である。私が占いを教えた方の中には、私の“無防備さ”にあきれて「先生、特許申請とか、転載禁止とか、波木流占いの“発見”を守らないと、利用されちゃいますよ」と親切にご忠告くださる方もいる。だが、そんなものは、どうでも良い。私は、私の占いの研究成果が、少しでも“後世”に伝わって、私の研究や発見を深化・普及させてくれる人が出てくれば良い、と思っているだけだから。さて、にしけい氏は私が予想したよりも“まともな人物”であった。もう少し“奇異”なところを持っている人物かな…と思っていたので、少しだけがっかりとした。ただ才能は十分に感じられた。同時に、迷いも感じられた。彼は、自分の“方向性”を少しだけ見失っているようにも思えた。彼の述べて来たことの中で「私は手相の“線”に名称があること自体ナンセンスだと思っているんです、名称なんてすべて無くした方が良いと思う」と述べた。手相の線の名称は、あくまでも「仮称」である。そんなことは手相の探究者なら誰でも感じる。まるでご自身だけの主張でもあるかのような言い方をされたが、昔から欧米の一部研究者は同じような主張をしている。けれども、それでは解かり辛いのだ。生命線を「A線」とか、結婚線を「F線」とか言っても、解かり辛い。伝統的名称を使ったからと言って、困ることはない。元々「名称など、在って無きモノのようなもの」と捉えておけば、その名称に惑わされることもない。無理に名前を無くして、解かり辛くする必要はない。にしけい氏はメモを見ながら、多数の質問をしてきたのだが、どういうわけか時間が余ってしまった。私が思うに、本当はもっと質問を用意していたのだが、途中で、いくつか省いていったような気がする。彼のような“真摯な研究者”がもっとたくさん出て来てほしい。そうすれば、もう少し、占い業界も活発に議論が戦わせられるのだが…。


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