今日の迷言・余言・禁言

「恐い間取り」は「普通の間取り」だった

「事故物件住みます芸人」という奇妙な肩書で注目を集めているのが松原タニシ氏だ。二年前に出した『事故物件怪談・恐い間取り』という本は15万部突破のベストセラーとなっている。最近、第二弾が出たので、私も「風水・家相」の参考になるかもしれないと思ったので、ザっとだが読んでみた。その内容自体は、事故物件としての大雑把な間取りや部屋の写真なども公開されているが、特別、心霊的な現象に関して詳述しているわけでもなく、正直なところ、あまり「風水・家相」の観点から言えば役立ったとは言えない。大体、不動産会社で「事故物件」として扱うのは、その部屋で“自殺”や“事件”や“孤独死”等があった場合が多いのだが、実質的に独り暮らしのケースが多い。したがって、その部屋自体も「単身者用物件」である場合が多く、ワンルーム物件である場合が多い。“賃貸物件としてのワンルーム”であれば、ほとんどの場合“同じような部屋”の一室が対象となる。考えてみれば、特別な“部屋の形”や“部屋の構造”であるわけがない。だから、実質的には“風水的特徴”など期待しても無駄なのだ。ただ「部屋の玄関」「トイレ」「浴室」「窓付近」「床」は共通して、完全にリフォームしていないケースが多い。逆に一部分だけ、妙に新しかったりする場合もある。「風水」に関心の高い人は、間取りであるところの「部屋の凹凸・形状・方位」に関心を持っている人が多い。実際、風水の本を視ても、そういう部分は書いてあるが、ほとんどは“長方形”に過ぎないワンルームに関しては詳しく記されていないケースが多い。もしかしたら、この本が15万部も売れたのは、そういうワンルームのマンションやアパートに暮らす人たちが自分たちの「間取りの吉・凶」ヒントをこの本に求めたからかもしれないのだ。もちろん、そういう部屋であっても“風水的な吉凶”は確かに生じるが、よほどの場合でない限り、それによって“人生が大きく変わる”ことはない。むしろ、人生が大きく変わるのは、そこを出て“単純な長方形ではない部屋”に暮らし出してからなのだ。或る意味では、その“普通のワンルーム”を出てからが「風水的な吉凶」を本格的に受けるのだ。とりあえずは、風水とはあまり関係のない部屋を出られるようになること、それが「幸運」や「不運」を“風水から享受する”第一歩と言えるかもしれない。


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