今日の迷言・余言・禁言

「子供のために…」は“逆効果”になる

5月16日に“妻への暴行”容疑で逮捕されたタレントのボビー・オロゴン氏が、起訴に持ち込まれることなく釈放となった。本人は否定しているらしいが、子供達の証言から実際に暴力をふるったのは間違いないだろう。もっとも“傷害の診断”が出るほどの怪我もなく、DVとしては比較的“軽いもの”とみなすことも出来る。一応、夫婦間の出来事であるから、今回のことだけですべてを決めつけることは出来ないが、夫人の玄関前インタビューによれば「永年ずっと我慢してきた」と話していて、ガスを止められるとか、家を出て行けとか、離婚用紙に判を押せとかの話もあるらしく、ただ単なる一時の感情ではない印象が強い。夫婦間で“DV問題”がある場合、往々にして被害者側が「子供のため我慢している」というケースが多い。多くの場合、離婚が成立すれば、妻側が子育てをする形になるので、十分な養育費など得られそうにない場合は「離婚を我慢する」ということになりやすい。けれども、そうすることでほとんどの場合DVは継続するし、子供達には“夫婦間の悪い印象”だけが記憶に残る。幼い子供の場合、両親の間で行われるDVの目撃は或る種のトラウマになる。そういう場合には早期に弁護士の元を訪れた方が良い。子供のためだけに我慢するのは逆で、子供のために良くないのだ。この場合、DV被害者が口にしがちなのは、加害者側の“豹変”である。「昔はあんな人ではなかった」とか「子供達には優しいので…」とか「お酒を飲まなければ…」とか「お金のことさえなければ…」とか「私が口答えしなければ良いんですが…」とか「朝帰りを責めると…」とか…どこかで加害者を擁護しがちな点が見受けられる。占いの相談者の場合には、最終的に「出来れば離婚せず、やっていきたい」というケースが多い。「運命的には同じことの繰り返しになりそうなので…」と離婚の方を奨めても、納得してくれない女性が多い。そういう場合、私は必ず「今でも愛情はあるのですか?」と訊く。そうすると、ほとんどの場合「わからないです」と答える。おそらくは「愛・憎」が一体化してしまっている。こういう場合、情愛の強い人はなかなか別れない。少なくとも「子供達の犠牲になる」という考え方は、正しいとは言えないのだが…。


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