今日の迷言・余言・禁言

「危険水域」か、それとも「ただの調整」か⁉

私は以前アメリカの株価指数「ナスダック」に“世界の資金”が集まっていて、その上昇に勢いがついていること、けれども同時にそれが徐々に“実体経済”との間で乖離が目立ち始めているので、あまり急伸し過ぎると「危険水域」に達してダムのように崩壊してしまう可能性があることを予告しておいた。昨日、日本の株価は今年2月の“急落前の数値”にようやく戻ったばかりだが、はるか昔に“戻り値”を更新しているアメリカの方は、しばらくもみ合いの後「ダウ」も「ナスダック」も、一気に急落した。「ダウ」は一時1000ドル以上下落し「ナスダック」の方も一時600ポイント以上下落した。但し“終値”では若干戻していて、最近の急上昇に対する反動での“調整”に過ぎないのか、それとも“実体経済”と遊離する“バブル相場”の終焉なのかが問題となる。私の観るところでは、少なくとも今日の下落でいったん止まるのであれば「ダウ」も「ナスダック」も単なる“調整”に過ぎない。問題は、今日一日で止まるのかどうかだ。もし、明日の“アメリカ株”も今日と同じくらい、或いは今日よりも大きく下げるようなことになると、これはもう“調整”等ではなくて「危険水域」に達して一気に崩壊したダムのごとく、世界の株価が急降下していく前兆となる。もちろん日本も、やっと「急落前の株価に戻った」などと悠長なことは行っていられない。なにしろ、日本の場合には、アメリカの株価が急伸する時には追従していかないのに、急落する時には紛れもなく“追従する性質”を持っているのだ。もちろん、そうなれば、その“悪い部分”だけは、間違いなく“実体経済”にも反映される。日本だけ、なかなか経済の回復が戻らないというシナリオが待っている。そうなってほしくないので、とりあえずここは「調整だった」と安堵させてくれるように、明日(アメリカ時間では今日)の「ダウ」や「ナスダック」が“少しでも上昇する形”で終えてもらいたい。


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