今日の迷言・余言・禁言

「医療従事者」だけの“特別待遇”には疑問⁉

世間というのは、時として“一方向”を向きがちである。例えば「医療従事者」に対しての扱いだ。特に“新型コロナ関係”の医療従事者に対して、世間はここ数ヶ月“畏敬の念”を向けるようになった。そのこと自体は、大変に良いことである。それに付随して、それ以外の医療従事者たちに対しても、さまざまなところから支援金が寄せられる事態にまでなっている。それに対しては、若干の疑問がないではないが、まあ悪いことではない。ただ私が思うに、似たような仕事、似たような状況で働く人たちというのは、たくさんいる。少しマスコミも、世間も、行政も、偏り過ぎているのではないだろうか。もちろん、それら従事者たちのお陰で、たくさんの命が救われ、日本が“最悪の事態”から守られつつあることは事実である。したがって、医療従事者を優遇しようとするのは理解できる。かつて「医者だけが儲かっている」と、さんざんマスコミから叩かれていた時期があるだけに、今回は逆に“見直された”わけで、そういう意味では善い時代に巡り合ったともいえる。ただ、それに似たような分野、例えば介護施設の職員、老人ホームの職員、葬儀関係の職員、肢体不自由児施設の職員、清掃会社の職員、最前線にいる自衛隊員、刑務所の職員、ホームレス支援団体の人々、子ども食堂のボランティアの人々、麻薬捜査官、児童養護施設の職員……見えないところで、日々「命」や「生きる」というものと向き合いながら、懸命に職務を果たしている人たちは山のように居る。医療従事者たちはそれなりの報酬も得られるが、ここに記したような職種の人達は決して優遇されていない。それでも、日々懸命に職務を果たしている。別に、これらの人達を称えよとか、脚光を当てろと言うつもりはない。けれども、そういう人達に、特別の“報奨金”が与えられたという話は聞いたことがない。「医療従事者」だけを優遇しすぎることに、納得のいかない気持ちを持っている職種の人達がいることを気付いてあげるべきだ。


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