今日の迷言・余言・禁言

「人気稼業」の“光”と“影”

俳優・三浦春馬氏の“自殺”から数日たったが、いまだその波紋は消えていかない。私は翌日にブログの中で、彼の生年月日からの分析を投稿した。その観覧数は、通常の観覧数の十倍くらいあって、一般の方々の関心度の高さが窺われる。おそらく、多くの方々は“死に繋がった直接原因”を知りたいのだと思うが、私には“運命学的な推理”があるが、それは証拠の無いことで、公表するわけにはいかない。おそらく、同じような勘の良い週刊誌記者がいるかもしれないが、確証は取れないはずで闇に包まれ終るだろう。彼は、一つの“重要な教訓”を「人気稼業」を志す人たちに与えた。それは「人気」を得たからといって、芸能界において「才能」を発揮したからといって、それによって“心が安らぐ”ことはないし、“孤独が埋まる”ものでもない。心の安定とか寂しさとかは、世間が与えてくれるものではない。実は、三浦春馬氏とは違った形で「人気稼業」の幕を閉じた人物がいる。元AKB48の渡辺麻友氏である。少し前に、彼女もまた、自ら「芸能界」を引退した。本来なら“休業”という形でも良いはずなのに、そういう形はとらずに「引退」をした。彼女もまた、誰もが認める“一流芸能人”であり“完璧主義者”であった。おそらく彼女の場合には、やがて「人気」とは関係のない“新たな世界”へと向かって歩みを初め、そこで“生きがい”を見出していくことであろう。「芸能界」のような一見“華やかに見える世界”には、当然のことながら「光」もあれば「影」の部分もある。人気稼業としての自覚が強いと、その「影」の部分を“視られる”ことを極端に嫌う人達が出てくる。虚像としての「芸能人」を自ら演じ続けようと、無意識に努力してしまうのだ。どこかで「裸になる部分」がないと、そうし続ける自分自身にも嫌悪感が強まっていく。これは必ずしも芸能界だけの話ではない。どのような世界においても、多少はそういう面がある。ただ「人気稼業」は嫌でも“多くの眼”にさらされているだけに、内面的葛藤が激しくなりやすい。自分を“曝け出せる人”は葛藤を持たなくて済むのだが、どうしても「虚像」を大切にしたい人には、それが出来ない。だから三浦氏や渡辺氏を教訓にした方が良いのだ。自分を“曝け出す”のが苦手な人は、決して「人気稼業」を選択してはならない。


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