今日の迷言・余言・禁言

「モンブランの氷河」が溶け出したら…

「予想しにくいこと」というのが世の中にはある。アルプスの最高峰であるモンブランの“氷河が溶け出す”という現象も、現実にはなかなか予想しにくい。けれども、実際にもう“溶け出して”いるらしい。「地球温暖化」がこういう形で現実になってくると、単なる“科学的なデータ”ではあまり感じなかった“不気味さ”をひしひしと感じる。実際、氷河の下に位置するリゾート地クールマイヨールの住民たち七十数名は、既にそこから批難し始めている。溶け出している氷河が崩落してきたら、ひとたまりもないからだ。それにしても、このような事態を一体だれが想像しただろう。もう「地球」としての“構造的な変化”は終わったものとして、言ってみれば「完成品」として、われわれは受け止めて来ていた。ところが、そうではなくて、かつての“地球の支配者”である恐竜たちが絶滅していったように、もう一度“大きな構造変化”を始めようとしているかのようである。もしも、そうなら、あと百年くらいは静かにしていて、それ以降くらいから変化していってほしいものだと、考えてしまったりする。最近、“富士山の火山噴火”を予想する火山学者も出てきた。今年の場合には、自然現象も明らかにおかしいので、何がどうなっても不思議ではないが、人間というのは勝手なもので、せめてもう百年くらいは「大人しくしていてほしい」と妙な形で、願ったりする。「日本沈没」とか「地球最後の日」とかは、SFの世界だけの話だと、のんびり構えていたのがいけなかったのか。もっとも、考えようによっては、みんな一緒に「火山に埋もれてしまう」なら、「氷河で押しつぶされてしまう」なら、下手に小説のような「わずかな人々だけが生き残る」みたいにならないで、みんな一緒に絶滅していくのが、いちばん良い。どこかの幼稚園みたいに「みんな一緒に手をつないで」同時に埋もれ去っていくというのが、ドラマチックでもあり、地球人の最期として、なんか美しいではないか。


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