今日の迷言・余言・禁言

「ギャンブル依存」と「仕事依存」の“妖しい関係”

タレントの青木さやか氏が『婦人公論』で自らの「パチンコ依存症」だった日々を正直に告白している。現在は“子供の存在”が歯止めになっていると明かし、まだ完全にそこから「抜け出したわけではない」とも告白している。パチンコだけがギャンブルではないが、パチンコはその“仕組み”自体に依存させやすい要素があり、そういう点から言えば、多くの人が「依存症」と言えば「パチンコ」や「アルコール」を想い出す。もちろん、その他にも「ゲーム」「買い物」「薬物」など“依存症”から連想するものは多い。実は日本人にもっとも多いのは「仕事依存症」ではないか、と私はひそかに思っている。性格的に真面目で責任感の強い人が多い日本人の場合「仕事依存症」で働き続ける分には、誰にも咎められない。だから仕事を取り上げられると、急に全身のエネルギーが吸い取られたように凹んでしまう人は多い。それだって、ほんとうは立派な“依存症”なのだ。けれども、仕事だけは、依存症であっても誰にも文句は言われない。だから日本人には、時間外で報酬がなくても働き続ける人が多い。ところで、パチンコというギャンブルは「時間の空白」がある時に出掛けることが多い。もちろん本格的な依存症の方は「空白」などなくても、自然と足がそちらに向かっていくものなのだが、最初は「空白時」に行っていた人がほとんどだろう。その「空白」というのは“仕事の空白”である場合が多い。或る程度の時間をつぶさなければならないようなとき、短時間で結果が残せるパチンコという遊技はうってつけなのだ。つまり、本来なら仕事に向ける情熱やエネルギーをパチンコに向けている場合が多い。仕事上で“能力を存分に発揮出来ている”とか、“現在の報酬に満足している”とか、“それなりの肩書を得ている”とか、“対人関係が良好である”とか言う場合、パチンコにはのめり込まない。何か、不満とか、不平とか、ストレスとかを抱えている場合、それらから解放してくれるパチンコは“至福の時”になる。つまり、元々は「仕事依存」的な要素を持っている人物が、その仕事や職場で十分に自分の力を発揮出来ていないとか、評価されていないとか、嫌でも我慢し続けているとか、何かしら問題を抱えている時に、パチンコは“救世主”となるのだ。そして、それはいつの間にか“悪魔”にかわる。抜け出すことが出来ない“依存症”となっているのだ。


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