今日の迷言・余言・禁言

「いけにえ」を必要とする神事

長野・諏訪大社の「御柱祭(正式には式年造営御柱大祭)」で、今回も犠牲者が出た。御柱祭のハイライトである「建御柱」が行われ、柱が垂直に立った直後、その柱の綱を外していた氏子の一人が足を滑らし落下したのだ。一応、建て終わって気が抜けたのかもしれない。彼はまもなく亡くなった。こうして、今回も犠牲者が出た。この祭りは「寅」と「申」の年にのみ行われる。6年ごとの神事だ。その起源は古く、諸説がある。社殿の四隅にあるモミの大木を建て替える祭りだが、祭りの在り方から言って、御柱そのものを「神」に見立てていると思われる。「寅」と「申」の方位は、俗にいう“鬼門”と“裏鬼門”だが、その方位に建てるので「鬼門の神」とも見ることが出来る。元々「申」という甲骨文字は“稲光の象形”から来ていて「神」という文字にも、その象形が含まれている。2010年の前回は4人が落下し、その内の2人が死亡した。実は毎回のように犠牲者が出ている神事なのだ。もっとも犠牲者が多かった年は7名が亡くなっている。古代日本では、死者を「柱」に見立てて、その御柱の“日影の角度”で明示された地点に剣を刺し、それを「座」として祭ったともされている。したがって、四柱を建てるのは“四人の御祭神”がいるからとも解される。4人が落下した前回の翌年、東日本大震災が起こった。御柱祭はまだ終わっていない。今回は犠牲者が一人で済むことを祈るばかりである。


最近の記事はこちら

当選金1672億円の「宝くじ」に変えよう⁉

日本人は“堅実”な国民性を持っている。だから突拍子もないような金額の「宝くじ」は発売しない。日本の場合には最高額でも10億円までと定められている。この金額では、アッと驚くような「大きな夢」などは買えな…続きを読む

「紫微斗数」の危険な真実

近年、紫微斗数に関する書籍が続々と刊行されている。「紫微斗数(しびとすう)」と言って、すぐ理解できる人は相当な“占いマニア”だ。私が初めて紫微斗数を知ったのは15歳の時だが、もちろん、当時は本当に珍し…続きを読む

「コロナ」降って「米中」固まる⁉

諺に「雨降って地固まる」というのがあるが、激しくぶつかり合って来た「米・中」とも、ここに来て“変化の兆し”が表れてきた。昨日、中国の習近平主席は「日・米・豪」などが参加しているTPPの参加に“前向き”…続きを読む

2021年「恋愛運アップ」“顔相占い”を公開

私は本来あまり自分の“占い公開”予告は好きではないが、今回「ココロニ」サイト側から依頼され執筆・公開したのは、なかなか“ユニークな占いの形”なので、一応、宣伝しておきたい。一言で言えば「2021年の恋…続きを読む

「仮想通貨」と「デジタル通貨」の境界線

最近、世界的に株価が上昇していて、その方にマスコミなどは注目しがちだが、もう一つ忘れてならないのは、かつて「仮想通貨」と呼ばれた「ビットコイン」が再び急上昇していることだ。ビットコインは一時的に急騰し…続きを読む

Copyright© 2015 NAMIKISEIRYU All Rights Reserved.